教職員の声

塚本 慶一 国際交流センター長 (外国語学部中国語学科 教授)

本学は、文部科学省グローバル人材育成推進事業の拠点校として、「中国語圏で活躍できる卓抜した語学力とスマートでタフな交渉能力を兼ね備えた日中英トライリンガル人材」の養成に取り組んでいます。ここでは、40年間第一線で活躍してきた、日中通訳の第一人者として本学における中国語教育について紹介していきます。

各分野でのグローバル化が進む中で、高度な実践的なコミュニケーション能力を有する人材がますます求められるようになってきています。このような社会の強い要請に応え、2009年に通訳者・翻訳者を養成する日本初の大学院コースである日中通訳翻訳研究コースを開講しました。実力、資格、学位の3つを併せ持つ高度な言語運用能力を備えた人材育成に本格的に取り組んでいます。

そして、大学院で専門的な訓練を有効に進めるために、学部の段階で通訳者養成の基礎を訓練するプログラムが不可欠であったため、2011年に具体的な高い目標を掲げた4年間の学部教育を再編しました。 

新たに設置された中国語学科の学生は、1年目に平日は毎日、年間300時間の集中特訓を行い、2年目には中国語圏の大学に留学、3年目からは、中国からの留学生と席をならべて切磋琢磨するというプログラムが用意されており、入学当初から、上級生や留学生との交流の中で明確な目標を持つことができるようになっています。

特に、留学を終えた3年次からは、上級レベルの日本語を身に付けた留学生との合同訓練が始まります。いつも目標言語のネイティブスピーカーの仲間と切磋琢磨できることが、日本人学生にも留学生にも好評です。教員も実践現場での経験豊富な陣容で、どのようなスキルが必要とされるか実感をもって認識していますので、有効な指導をめざしてチームとしての力を発揮し、きめ細かな指導を行っています。

高度の言語コミュニケーション能力を身に付けるには地道な積み重ねが不可欠です。上を目指すということを常に念頭に置き、納得できるまで粘り強く精進してください。

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