教職員の声

藤田 由香利 外国語学部中国語学科 助教

本学で「グローバル人材育成推進事業」に採択となって以来、国際化意識は徐々に学生へと浸透し、目標をもって学ぶ学生が以前よりも増えてきたと感じています。

中国語学科では「中国語とは」という初めの基礎から、日常会話、ビジネス会話、さらには日本語中国語の通訳翻訳レベルまで、使える中国語を意識した様々なプログラムに力を入れています。わたしも大学・大学院と、本学で0から中国語を学び、更に日本語中国語における同時通訳の技術や通訳・翻訳学を学びました。

学生当時、中国への留学を目指し毎日の中国語の授業から、新しいことを覚えていく楽しさと同時に、毎日の予習復習に電車やバスの通学中でも必死で単語を暗記したことを覚えています。

恵まれたことに2011年9月より母校で教鞭を執る機会を頂き、杏林大学で今度は指導する立場として着任となりました。同時期に本学が「グローバル人材育成推進事業」に採択となり、様々なプロジェクトが立ち上がったことで、かつてわたしの在学中に比べると、学ぶ環境は一段と良くなり、中国をより身近に感じられるようになっています。そして学生にとっては、語学を学んだその先に繋がる、世界で活躍するためにという目標がより具体的になったといえます。

積極的に学ぶ意志さえあれば留学に行かなくても中国語サロンで中国人留学生と交流が持て、ネイティブの教員による発音指導や、通訳現場で仕事をしていたプロの日中通訳者による科目もあり、学内であっても実際に中国語・英語を使う機会が多く、学ぶ環境が整っています。

中国でレベルの高い留学先協定校や奨学金制度も揃い、留学もスムーズに行えるようになったことで、あらゆる面での選択肢が広がったといえます。あとは学生自身の“やる気”次第です。

中国の人口数は日本の10倍、約13億人であり、中国語は世界で英語の次に使用人口が多いと言われることからも、グローバル化が進むなかで英語・中国語が自分にとっての強みとなれば、今後の仕事や様々な面で活躍の場が大きく広がるのではないでしょうか。

もちろん語学の習得に近道などなく、粒粒辛苦してこそ実るといえます。学生が積極性をもって、この杏林大学の環境を大いに活用し自身の向上に努めてもらえるよう、「中国語圏で活躍できる人材の育成」を目指し、教員として微力ながら学生指導に勤めたいと思っております。

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