教職員の声

赤嶺 恵理 外国語学部観光交流文化学科 助教

人々の移動や経済活動などがボーダレス化された現代では、国内の経済活動を活性化するためにも、外国の人々をどのように受け入れていくかという視点が非常に重要であるといえます。特に日本においては、2020年に東京オリンピック開催が決まり、今後外国人旅行者の増加が見込まれる中、外国人旅行者をどのように受け入れていくかは重要な課題となります。

外国語学部では、海外の観光政策・観光産業について学ぶ機会として韓国研修・台湾研修を設けています。同じ東アジアに位置する国々ですが、それぞれの国が行う観光政策や観光産業での取り組みは日本と異なる点もあり、大変勉強になります。研修では、旅行会社やホテル、航空会社をはじめ、現地の観光関連企業・団体へ訪れ、それらの取り組みや課題などを学びます。特に、外国人旅行客に自国へ来てもらうためにどのような工夫をしているか、自国へ訪れた外国人旅行客に対してどのような対応をしているのかという点を中心に教えていただきます。

また、研修の目玉として学生が1日ツアーを企画するというプログラムを設けています。研修前にグループごとにツアーのテーマ(例:「現地の若者体験ツアー」「ドラマのヒロインなりきりツアー」等)を決め、そのテーマに基づいて現地のさまざまな魅力を伝えるツアーを企画します。そして研修期間中にその行程を実地調査し、その結果を踏まえ自分たちのツアーのプレゼンテーションをしてもらいます。2013年度の韓国研修では、旅行会社の方にツアープランの説明と実地調査の報告を行い、評価していただく機会を設けました。海外で課題にチャレンジしたことに加え、自分たちのプランに対してプロの視点からコメントをいただけたことは、参加した学生たちにとって非常に良い経験となったように見受けられました。

外国語学部には、語学を目的とした留学・研修のみならず、このように海外の観光産業を学ぶ機会も設けております。今後は、さらに多様な研修プログラムが用意される予定です。グローバル社会で活躍するために語学力向上はもちろんのこと、様々なことにチャレンジして、視野を広げていっていただきたいと思います。学生の皆さんの挑戦を応援しています。

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