高度なスキルを持った救急医療のスペシャリストを養成高度なスキルを持った救急医療のスペシャリストを養成

医学部と連携した質の高い救急医学教育を展開する救急救命学科。
「救える命を救いたい」という強い使命感をもった、即戦力となる救急救命士、消防士を養成します。

“医療”に強い杏林大学ならではの学び

  • 1班8人の少人数制で
    現場経験豊富な医師が指導

    現場経験豊富な救急医学専門の医師や元東京消防庁職員が、スペシャリストを養成するため、少人数制の授業で学生へのきめ細やかなサポートを実践。救急車同乗実習やシミュレーション実習など現場を見据えた実習にも力を入れています。

  • 最新鋭設備が整った
    医学部付属病院で学ぶ

    本学科では、医学部付属病院や高度救命救急センターの最新救命医療や最新鋭の設備を利用して学びます。また、重要性が増している防災対策や消防活動についても、医学部付属病院や防災施設での実習を行うことで知識を深めます。コロナ禍で実習制限がかかる中でも、救急車を含む学内設備で実習代行を実施しました。

  • 救急救命士の合格率は93.6%!
    国家試験のサポートも万全

    4年制大学として日本で初めて救急救命士課程を開設して以来、消防をはじめ各分野に多数の資格取得者を送り出してきました。これまで多くの学生たちの資格取得を実現してきた教員たちが、論文や面接指導などの試験対策を丁寧に行い国家試験合格をサポートします。
    ※令和元年度実績

 

病院前救護で活躍できる
スペシャリストを目指して

宮野 收 杏林大学保健学部救急救命学科特任教授

杏林大学では、平成12年に4年生大学としては我が国始めての救急救命士課程を設立し、平成19年4月からは「救急救命学科」としてさらに教育内容を発展・充実させ、以来多くの救急救命士を社会に送り出してきました。
4年間の救急救命士教育では、本学医学部や付属病院・高度救命救急センターとも連携した、経験豊な教授・講師陣による講義、シミュレーション、病院実習、救急車同乗実習など、卒業後、救急救命士として救急現場の第一線で活躍出来る事を目標に、救急救命処置の基本的技術のほか、品性・体力・気力面も含めた指導を行っています。
卒業生の進路は、東京消防庁、政令指定都市や出身地の消防本部が中心ですが、近年では病院、警察、一般企業など、多岐にわたっているのが特徴です。救急救命士を目指す学生の皆さんには、資格取得がゴールではなく、その先を目指すというビジョンと強い信念を持って学生生活に臨んでほしいと思います。
本学科では、優しさと思いやりの心を持った資質の高い救急救命士として、社会や地域に貢献できる人材を育てていきます。

めざせる将来

全ては傷病者のために

東京消防庁 本所消防署 消防副士長 相川 真祐
2015年保健学部救急救命学科卒業

救急隊は3人で一つのチームとなり、私は主に救急車の運行を担う機関員として活動しています。機関員は傷病者だけでなく、救急隊長・救急隊員の命を預かる重要な任務です。
私の信条は、「安全・確実・迅速」です。救急車の安全運行を念頭に置き、確実な救急救命処置を行い、迅速に傷病者を病院まで搬送することです。緊張することも多いですが、傷病者やご家族から感謝の言葉をいただくこともあり、仕事をとおしてのやりがいと達成感を、日々感じております。
後輩の皆さんには、思いやりと責任感を持った救急救命士を目指して頑張ってほしいです。

国際化にも対応できる救急救命士を目指して

救急救命学科4年 原 祐輔

救急救命士を目指して杏林大学に入学しました。
人の命を救いたいという強い意志を持った仲間と共に、救急救命士として従事経験のある先生から指導を受けられるので一人ひとりが確実な知識と技能を身につける環境が整っており、救命救急センターでの実習やプレホスピタル英会話の授業を通じて、日々成長していくことができます。
国際化に対応した救急救命士として救急医療の最前線で活躍できるように仲間と頑張っています。

現場で最大限活きる学び

湘南鎌倉総合病院 救急救命士 永澤 由紀子
2020年保健学部救急救命学科卒業

消防機関に属さない民間救急救命士の仕事は、場所によりさまざまです。
私が働く病院では、ホットライン応対、転院の調整と搬送、関連施設にいる患者を病院救急車で迎えに行くピックアップ搬送などを行っています。
救急現場と病院内の両方の知識を必要とするため、杏林大学で教わったことを最大限活かせる場所であると実感しています。
民間救急救命士の活躍の場は、今後拡大していくと言われています。
後輩の皆さんには様々な選択肢を考えながら、日々の勉強に努めてほしいと思います。

主な就職先

医療施設(病院・クリニック)/公務・消防(東京消防庁など)/公務・その他(警視庁、県職員)/民間企業(北関東綜合警備保障/セコム/ニチイケアパレス) など

学科での学び

Training session実習の様子

  • 救急・防災実習

    医学部付属病院高度救命救急センターの最新の救命医療や設備の視察、東京消防庁の救助ヘリやハイパーレスキュー隊の見学、および防災施設での体験学習等を行います。(新型コロナウイルス感染症の影響により、今年度は中止。来年度未定)

  • 救急・防災実習(消防署見学)1年生対象

    消防署で現職消防官の指導による体験実習や、消防学校での消防学生の実習見学、消防博物館見学等を行います。

  • シミュレーションⅠ〜Ⅳ1〜4年生対象

    実際の救急現場を想定し、基本的な処置から救急救命士のみが行える特定行為までを、1年次から段階的に演習することで実践的な観察力と処置技術の習得をめざします。

  • 救急車同乗実習3年生対象

    東京消防庁の救急自動車に体験同乗しながら、救急現場の状況、傷病者の観察・処置、家族等への対応、医療機関への収容方法等実際の救急活動について学びます。

  • 臨床実習3年生対象

    医学部付属病院と高度救命救急センターを中心に実習を実施。実際の傷病者に接して、症状判断、薬剤投与等、救急救命士として救護活動に必要な内容について、講義で習った医学知識を実際に確かめる最高の機会です。