杏林大学
HOME サイトマップ 入学案内
杏林学園とは 学部案内 大学院案内 図書館・各センター 社会との連携 講演会・イベント案内 学生生活 キャンパス案内
杏林学園とは
杏林学園とは
杏林学園とは

学園データ

平成15年度決算  財務情報等の閲覧のご案内


(表1)資金収支計算書総括表
収入の部   (単位:百万) 
科   目 16年度 15年度 増 減
学生生徒等納付金収入 7,990 8,174 △ 184
手数料収入 449 469 △ 20
寄付金収入 565 682 △ 117
補助金収入 2,131 2,521 △ 390
資産運用収入 457 425 32
資産売却収入 3 0 3
事業収入 321 336 △ 15
医療収入 21,853 21,673 180
雑収入 464 298 166
借入金等収入 6,300 2,700 3,600
前受金収入 1,331 1,360 △ 29
その他の収入 5,131 4,564 567
資金収入調整勘定(△) △ 4,799 △ 5,485 686
前年度繰越支払資金 13,297 12,794 503
資金収入の部合計 55,493 50,511 4,982
支出の部   (単位:百万)
科   目 16年度 15年度 増 減
人件費支出 15,241 14,936 305
教育研究経費支出 2,126 2,159 △ 33
医療経費支出 11,004 10,797 207
管理経費支出 2,905 2,208 697
借入金等利息支出 385 307 78
借入金等返済支出 444 444 0
施設関係支出 3,063 4,016 △ 953
設備関係支出 839 1,548 △ 709
資産運用支出 1,409 863 546
その他の支出 2,893 2,684 209
資金支出調整勘定(△) △ 3,644 △ 2,748 △ 896
次年度繰越支払資金 18,828 13,297 5,531
資金支出の部合計 55,493 50,511 4,982
注)増減の△表示は15年決算よりマイナスの場合に表示しております。
(表2)消費収支計算書総括表
消費収入の部(単位:百万)
科   目 16年度 15年度 増 減
学生生徒等納付金 7,990 8,174 △ 184
手数料 449 469 △ 20
寄付金 751 845 △ 94
補助金 2,131 2,521 △ 390
資産運用収入 457 425 32
事業収入 321 336 △ 15
医療収入 21,853 21,673 180
雑収入 464 596 △ 132
帰属収入合計 34,416 35,039 △ 623
基本金組入額(△) △ 1,955 △ 1,908 △ 47
消費収入の部合計 32,461 33,131 △ 670
消費支出の部(単位:百万)
科   目 16年度 15年度 増 減
人件費 15,536 15,155 381
教育研究経費 3,929 4,274 △ 345
医療経費 12,746 12,702 44
管理経費 3,576 2,794 782
借入金等利息 385 307 78
資産処分差額 87 159 △ 72
徴収不能額 23 27 △ 4
消費支出の部合計 36,282 35,418 864
 
当年度消費支出超過額 3,821 2,287
前年度繰越消費支出超過額 35,176 32,889
翌年度繰越消費支出超過額 38,997 35,176
注)増減の△表示は15年決算よりマイナスの場合に表示しております。
(表3)貸借対照表   平成17年3月31日
資産の部   (単位:百万)
科   目 16年度末 15年度末 増 減
固定資産 69,054 69,106 △ 52
 有形固定資産 59,970 60,206 △ 236
 その他の固定資産 9,084 8,900 184
流動資産 22,845 17,595 5,250
 現金預金 18,828 13,297 5,531
 未収入金 3,575 4,013 △ 438
 その他の流動資産 442 285 157
資産の部合計 91,899 86,701 5,198
負債の部   (単位:百万)
科   目 16年度末 15年度末 増 減
固定負債 26,866 21,037 5,829
 長期借入金 21,477 15,944 5,533
 退職給与引当金 5,389 5,093 296
流動負債 6,013 4,778 1,235
 短期借入金 767 444 323
 未払金 3,532 2,633 899
 その他の流動負債 1,714 1,701 13
負債の部合計 32,879 25,815 7,064
基本金の部
基本金 98,017 96,062 1,955
消費収支差額の部
翌年度繰越消費支出超過額 △ 38,997 △ 35,176 △ 3,821
負債・基本金・消費収支差額の部合計 91,899 86,701 5,198
注)増減の△表示は15年決算よりマイナスの場合に表示しております。
 本学校法人の平成16年度決算が、平成17年5月27日に開催された理事会・評議員会において承認されましたので学校法人会計基準に定めている計算書類、資金収支計算書総括表(表1)、消費収支計算書総括表(表2)、貸借対照表(表3)の概要をご説明いたします。
1.結論

1)資金収支の状況(表1参照)

 次年度繰越支払資金(平成16年度末現預金)は中央病棟の建設、設備費、及び新外科病棟の建設費の一部を借入金で調達したことから、前年度末より55億3千百万増加となった。

2)消費収支の状況(表2参照)

 収入面では、医療収入が前年度より増加したものの学納金、補助金などが減少となり収入全体でも減少となった。
 支出面では、人件費、医療経費、管理経費などの主要科目が増加となり支出全体でも前年度より増加となった。
 平成16年度の帰属収入は前年度より6億2千4百万減少、率にして1.8%減少となり、一方消費支出は前年度より8億6千4百万増加、率にして2.4%増加する結果となった。 
 従って、当年度の収支差額(帰属収入−消費支出)は18億6千6百万の支出超過となり収支均衡を図るこのできない結果となった。 

3)貸借対照表の状況(表3参照)

 財政状況は、前年度末より総資産額は増加となったが、負債総額も増加となった。 
 また、自己資金(正味資産)は、平成16年度末で18億6千6百万の減少となった。
 資産、負債の主な増加は中央病棟などの建設、設備費の一部を借入金で調達したことで現金預金が増加したこと、また固定負債では長期借入金が増加となった。流動負債の主な増加は未払金で中央病棟建築最終代金等を計上している。自己資金は消費収状況(帰属収支差額)がマイナスになる影響で減少する結果となった。

2.今後の対応

 以上のように、平成16年度の決算は資金面では中央病棟などの建設・設備費の一部を借入金で調達したことにより前年度末より増加となったが経営面では収支均衡の図れない大変厳しい結果となった。主要財源の一つである医療収入は前年度より1億8千万、率で0.8%増加したものの、この直接費の(薬品費、診療材料費)は2億7千6百万、率で4.4%の増加となった。また、施設、設備の維持、管理費や業務委託費等を含めた委託費全体では3億千2百万、率で7.6%の増加となった。(参考:14年度決算比では5億6百万、12.9%増加している)

 本学の収入源は限られています。一方、支出は教職員の人件費、施設、設備の維持、管理費など、その多くが固定的です。平成17年度は中央病棟の開設に伴う直接費及び関連経費が増加すること、そして新外科病棟の建設が行なわれます。

 平成17年度も厳しい財務状況ではあるが、できる限り教育、研究の向上に努め、診療機能の充実を図っていく方針である。そのためには、無駄な出費を無くすことは当然であるが、固定費の増加に繋がることのないよう支出の抑制、削減に努力していきたいと考えている。

1) 収入の面では 

・厳しい状況であるが医療収入は勿論それ以外の補助金、寄付金等の増収に努力する。補助金、寄付金は予算額を獲得できるよう努力する。
・民間との共同研究、受託研究等に積極的に取り組み外部資金の導入を図る。
・科学研究費等の特別補助金の獲得についても一層押し進める。

2) 支出の面では

・経常的な経費については、削減、節減に一層努める。
・業務委託費等の委託費全体を検証する。
・予算執行の重要性を再認識し予算未計上については原則認めない。
・物品購入(新規、更新)申請は必要性、採算性、費用対効果についても十分検討の上、固定費に繋がらないよう抑制する。


▲ このページのTOPへ