重要なポイント(シリーズ620-1-10

 ‐赤血球,好中球,血小板の形態から骨髄像までを見通す予備知識‐

 「重要なポイントではどのように細胞をみたり考えたりするか」

                 杏林大学保健学部 臨床血液学(教授) 中竹 俊彦

 この解説の次に,パワーポイント(シリーズ620)をご参照ください.特殊染色は(シリーズ630)に提示しています。

シリーズ620-1-10 

II-5.低〜中倍率で観察(概要を把握する段階)

II-5-1)顆粒球系の概要(前骨髄球・骨髄球など分裂プールと,後骨髄球以降の概略の比率)が判断できる.

II-5-2)赤芽球系の概要(赤芽球島の存否,小島構成:集塊の大きさ,赤芽球の成熟段階など)が判断できる.

II-5-3)巨核球系の分布密度(頻度:400倍視野で2〜5),大きさ(倍数性),成熟度などの概略が判断できる.

II-5-4)リンパ球系の概要2)(リンパ球比率,形質細胞の頻度,形質細胞の成熟や大きさの概要)が判断できる.

 文献

(参考資料)

1.中竹俊彦:骨髄像の解析と表現法(1)

2.中竹俊彦:骨髄像の解析と表現法(2)‐リンパ球を追う‐

3.中竹俊彦:マルクマスター,ブラストマスター(ともに,CD-ROM教材)

 上記の問合せ先:中竹 俊彦

杏林大学保健学部 臨床血液学 中竹俊彦(042-691-0011内線4305,4308)

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<教材の御案内>

 体裁

 B5版(本文 305頁)

 目次(序論・1〜24まで9頁)

 索引(欧文A〜Z 2頁、和文索引19頁 合計21頁)

  (頒布いたします)

入手方法の問い合わせ( nakatake@kdt.biglobe.ne.jp )半角アットマークで可能です。