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マルチメディア骨髄像判読トレーニングシステム
マルクマスター(TM) :製造中止
・時代は替わって、レベルアップした「ブラストマスター」を発行しました。
お問い合わせください。
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- 監修:杏林大学保健学部臨床血液学 中竹 俊彦 教授
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- システム設計:ユニバーサルコンピュータ株式会社
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ソフトウエアの御案内
マルクマスター(廃刊)から「ブラストマスター」の時代へ
監修の言葉
- 杏林大学保健学部臨床血液学 教授・中竹俊彦
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私たちが第1段階として、骨髄像の初心者教育システム・マルクマスターを開発した経緯には、技術教育の場では貧血、白血病、骨髄腫などの骨髄像に関する教育が時間的に十分できないという背景がある。その一方で、検査の第一線では、技師が異常細胞が付着した標本の解析の責任を負っているのが現状である。また、骨髄像所見をまとめるにあたって、二次的変化が主体で微妙な症例に対応しなければならないため、骨髄像解析の実技講習会参加者数は増加の一方をたどっていた時代でもあった。
今でも、このように骨髄像検査の普及と疾患情報の多様化、治療法の発達に対応するため、血液検査室の皆さんが積極的に骨髄像検査の技術向上に取り組んでいらっしゃる姿がある。
しかし、第1段階の教材が所期の目的を果たした現在、次世代の教育プログラムは、血液細胞の形態学的な判読能力の向上はもとより、造血細胞の病的状態の理解を基本におき、正常細胞像の二次的な変化を確実に認識できることはもちろん、これからの時代に見合うように企画し、その完成を果たした。 時代は移り、今は「ブラストマスター」の時代へと替わった。
「Blast Master:ブラストマスター」は第2段階のステップとして編集した。ここでは、芽球の形態が問題となる臨床例の中からさらに厳選を重ねて標本の画像を採集し、芽球(blasts)とは何か、そして「芽球群(The Blasts)に迫る」ためにはどのような観察能力のトレーニングが必要なのかを追究し、いつでも芽球を眼前に提示する「教育システム」を目指している。白血病細胞(The Blasts:芽球群)を反応性の芽球段階の細胞と鑑別するには、私達が「反応性の芽球段階の細胞細胞は、どの範囲まで変化しうるか」を知っておく必要がある。
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初学者から現場経験のある方までを対象者とした学習コース
- ブラストマスターはマルクマスターと同様な考え方に基づき組み立ててあります。基本設計はやはり骨髄像が始めての初学者から、骨髄の検査報告にこれから取り組む初級者の方、そして中級・上級までの幅広いレベルに的確に応じられるように、学習ステップを細分化し考慮してあります。初心者への配慮の1例は、前の例にあった「スケッチ編」をこちらへも設置しました。各学習ステップは学習者の疑問が解決するまで何度でも往復できます。ナビゲーション機能を利用して学習したいステップへジャンプしたり、理解しているステップはスキップすることも簡単にできます。これらも基本的には同じです。
このソフトウェアの特徴
コンピュータの知識はいりません
- ブラストマスターはマルクマスターと同様に、今までコンピュータに全く触れたことのない方でも簡単に利用できる視覚的な操作システムで構成されています。 学習者はコンピュータのスイッチのオン・オフとマウス操作さえ理解できれば学習を始められます。また、短時間で楽しく操作法をマスターできる操作ガイダンスが添付されています。
個人学習から教室レベルでの利用
- ブラストマスターは個人学習システムとして利用するほかにも、液晶プロジェクタ、大型モニタなどを接続することで、多人数を対象とした教室での利用も可能です。
煩雑な下準備がいりません
- ブラストマスターは顕微鏡を必要としないため、学習に取りかかるまでの煩雑な準備や、メンテナンスなどの手間がかかりません。パソコンのスイッチを入れるだけですぐに学習を始められます。
また、学習の進度に合わせた最適の標本が厳選されているため、標本の選択や検索も必要ありません。
千数百枚におよぶ厳選された標本画像
- ブラストマスターの標本画像は顕微鏡から直接的にデジタル化しているため、アトラスなどの印刷物に比べて極めて実際の顕微鏡像に近いクリアで高品質な画像を提供します。また、表示画像の大きさがアトラスなどと比較して数倍大きいため微細な構造まで確認することが容易です。拡大機能を用いればさらに詳しく見ることもできます。
- ブラストマスターは数多くの標本の中から厳選した千五百枚におよぶ標本画像(有核細胞数約1万個)を簡単に効率よく活用するため、フロッピーディスクの約600枚分の記録ができるCD-ROMを採用しています。
学習を効果的に進める様々な機能
- ブラストマスターは教育現場のノウハウを生かし、学習者が陥りやすいポイントや、難解な事象について簡単なマウス操作のみですぐ、詳しい解説が得られます。しかし単純な問題解説集ではありません。実際に学習を進めていく過程で発生する疑問点は三者三様ですが、ブラストマスターは疑問点を学習者が自ら見つけ、解決していくインターラクティブな学習システムです。たとえば”NC比が知りたい”ときは”メジャー機能”を使って学習者自身が実際に測定して求めることができます。このように学習を効果的に進めるための様々な機能(拡大機能、メジャー機能、キーワード参照機能、カウンタ機能、ナビゲーション機能など)が用意されています。記述文章はコピーしてワード文書として取り出すこともできます。
判読学習の近道は多くの細胞をみることです
- ブラストマスターの判読学習コースに従って学習を進めていけば、確実に一定のレベルに到達できますが、さらにビューワーモード*で多くの細胞(約1万個を収録)の判読に取り組むことで知識の定着、細胞の多様性に対応できる実力を養成できます。
また、カウント(分類)画面では標本画像のすべての有核細胞に細胞名とその数が付けられているため、学習者の曖昧な判読基準の是正に役立ちます。(*ビューワーモード:収録している全ての標本画像を閲覧できます。各組織名も表示可能。)
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動作環境
Apple Macintosh版
必要システム |
漢字Talk7以降が動作する32000色以上表示可能な機種で,640x480ドット以上の解像度をもつカラーディスプレイ。(最近の機種は殆ど可能です) |
プロセッサ |
680LC040-25MHz以上(Power PC推奨) |
空きメモり |
8MB以上 |
CD-ROMドライブ |
4倍速以上推奨 |
その他 |
Quick Time(TM)2.0以降 |
Windows95/98版
必要システム |
Windows95/98が動作する16bitカラー表示可能なPC/AT互換機およびPC98シリーズで,640x480ドット以上の解像度をもつカラーディスプレイ。
(詳細はお問い合わせください)
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プロセッサ |
intel 486-33MHz以上 (pentium-133MHz以上推奨) |
空きメモり |
16MB以上(32MB推奨) |
CD-ROMドライブ その他 |
4倍速以上推奨 |
お問い合わせ先
■記載の社名・製品名は各社の商標又は登録商標です。
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