脱灰方法
組織片の大きさ
()さい ほどよい.通常は()mm厚以下
脱灰液量
()い ほどよい.()倍量以上
脱灰液濃度
()〜()%
濃度が低ければ,脱灰に時間がかかって組織障害が起きやすくなる.濃度が濃すぎるとそれだけで,組織障害が強くなる.
脱灰液の温度
約()℃:室温の範囲内(EDTAの場合だけ:℃)
低温だと脱灰作用が低下するので時間がかかり,その分だけ組織障害が進行する.また高温にすると脱灰は短時間ですむが,組織障害は強くなる.
その他
  1. 溶出したカルシウム化合物の再沈着を防ぐために

    1回/1日新しい液と交換する.

  2. 溶出したカルシウム化合物は底に沈殿するので

    組織片は脱灰液の()層におく.
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