脱灰の禁止事項
禁止事項

  1. )時間脱灰する。

    → ()の染色性の低下,組織障害がおこる.
    (時間に関係なく,脱灰しただけでヘマトキシリンは染まりにくくなる)

  2. ()温した液で脱灰する。

    →脱灰は早まるが、組織障害が著しくなる。(固定では加温して良いが,脱灰では絶対ダメ)

  3. 低温の液で脱灰する。

    →必要以上に時間がかかるため、組織障害がより強くなる。

  4. 脱灰中の容器を密閉する.

    ()が発生するため爆発!?するかも

  5. 脱灰後,直ちに ()する.

    →組織が膨化してしまうので中和液もしくは70%エタノールに浸漬する.
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