生体内色素・無機物質とは
生体内には様々な色素、無機物質が存在し、その性状、存在部位、量の変化の観察は病変を知る上で重要である。
HE染色標本上の特徴
特徴
染色法
ヘマトイジン
（類血素）
黄褐色/赤褐色の顆粒状、菱形状、針状
ビリルビンと類似
胆汁色素
緑褐色
ビリルビンと酸化によって生じたビリベルジン。ホルマリン固定により緑色調が増加する。
Gmelin染色
スタインヨード染色
マラリア色素
（ヘマチン）
黒褐色の顆粒状
マラリア感染によって生じ、ホルマリン色素と類似する。細網内皮系細胞内に有する。
ホルマリン色素
黒褐色の顆粒状
詳細はこの後
カルダゼウィッチ法
ベロケイ法
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