杏林大学大学院医学研究科共同研究施設フローサイトメトリー部門

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専任教員

Tetsuo SHIOARA M.D., Ph.D.(部門長・教授)

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塩原哲夫

杏林大学大学院医学研究科共同研究施設フローサイトメトリー部門
杏林大学医学部皮膚科学教室教授

杏林大学医学部皮膚科学研究室は、当部門のフローサイトメトリーを用いて皮膚免疫学を中心テーマとして国際的に注目される業績をあげてきました。近年は薬疹、アトピー性皮膚炎、リンパ球の皮膚へのホーミングなどを主な研究対象として、活発に仕事を進めています。当部門のフローサイトメトリーは、免疫学のツールとして我々の研究活動において大変重要な位置を占めています。

略歴

1971年 慶応大卒

研究テーマ

・薬疹
・アレルギー性疾患
・アトピー性皮膚炎
・ウイルス感染症
・乾癬
・皮膚免疫学
・皮膚科一般

学外活動

・日本皮膚科学会理事
・日本研究皮膚科学会理事
・日本皮膚アレルギー学会理事
・日本学術会議研究連絡委員会委員
・独立行政法人医薬品医療機器総合機構専門委員 

関連学会

日本研究皮膚科学会
日本皮膚科学会
日本免疫学会
日本サイトメトリー学会

  

リンパ球の皮膚へのホーミング機序

多くの炎症性皮膚疾患はTリンパ球が皮膚に浸潤する(リンパ球のホーミングと言います)ことにより生じますが、何故Tリンパ球がこのような性質を持っているかは大きな謎となっています。つまりこの機序を明らかにすることにより、これらの疾患の治療につながることが期待されるわけです。そこで当教室では、長年にわたりこの機序の解明に力を入れてきました。最近では、とくにこの過程にリンパ球表面の糖鎖抗原が重要であることが分かってきました。この糖鎖抗原を制御している酵素が糖転移酵素なのです。つまりこの酵素の働きを解明することが多くの炎症性皮膚疾患の治療につながると考えられ、現在この領域に力を入れて研究をすすめています。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は近年増加傾向にあり、特に成人型アトピー性皮膚炎の患者数の増加は一種の社会問題としても取り上げられるようになりました。当教室ではアトピー性皮膚炎の有効な治療法を確立するため、マウスを用いた動物モデルの作成を試み、成功しました。この動物モデルは現在では多くの大学、研究所、製薬会社で、アトピー性皮膚炎モデルとして用いられるようになりました。

アトピー性皮膚炎の病変成立機序について従来、Th1-Th2パラダイムの視点から説明がなされるのが一般的でしたが、我々はアトピー性皮膚炎患者において、NK細胞、γδT細胞などの自然免疫担当細胞に量的、質的な異常があることを見出し、これが発症要因として重要な役割を果たしていることを発表してきました。また、小児のアトピー性皮膚炎の治療薬としてしばしば用いられている非ステロイド消炎外用剤が自然免疫担当細胞のサイトカイン産生を低下させることを実験的に明らかにし、その乱用に警鐘を鳴らしてきました。


   

Ryo TAKAHASHI Ph.D.(助教)

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高橋 良

杏林大学大学院 医学研究科 共同研究施設フローサイトメトリー部門 助教
Web Master

略歴

学位:博士(保健学)
国家資格:臨床検査技師
1972年 東京都出身
1994年 杏林大学 保健学部 臨床検査技術学科卒
1994年 第40回 臨床検査技師国家試験合格, 臨床検査技師取得
1999年 杏林大学 大学院 保健学研究科 博士後期課程修了 博士
1999年 杏林大学 医学部 助手(任期制)
2000年 杏林大学 医学部 助手
2007年 杏林大学 医学部 助教。現在に至る

研究テーマ

・皮膚T細胞ホーミングレセプター発現の解明
・重症薬疹の病態解明
 ├薬剤性過敏症症候群(Drug-induced hypersensitivity syndrome: DIHS)の病態解明
 ├スティーブンス・ジョンソン症候群(Stevens-Johnson Syndrome: SJS)の病態解明
 └中毒性表皮壊死症(Toxic Epidermal Necrolysis: TEN) の病態解明

主要論文等

cover.gif   J Immunol 2009 182(12): 8071-8079
jimmunol_cover.jpg J Immunol 2003 171(11): 5769-5777
blood_cover.jpg Blood 93 No. 6 (15), 1999: pp. 1951-1958
および表紙
Keynote_cover.jpg Keynote 2プレゼンテーション入門 ビギナーからPowerPointユーザーまで 秀潤社
Snapz%20Pro%20X001.jpg  

Keynote 2およびKeynote 3:アップルコンピュータ株式会社



→全業績はこちらをご覧下さい。

関連学会

日本研究皮膚科学会
日本免疫学会
日本サイトメトリー学会
日本臨床衛生検査技師会

受賞学術賞

・日本臨床衛生検査技師会 会長賞(1998年)
・日本研究皮膚科学会プレナリー口演(第26・27・29・30・31・32回年次学術大会)
・Good poster design 1998, IAMLT, 23rd World Congress in Singapore(1998年)

Web Master

2007年〜 杏林大学医学部(大学院)ホームページ委員会委員
2000年〜 杏林大学医学部共同研究施設フローサイトメトリー部門
1997年〜 杏林大学保健学部臨床血液学教室
1999年 - 2000年 IAMLT(国際臨床検査学会)ほか多数

Posted by fcm : 2009年06月11日 18:49 | トラックバック (0)

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