杏林大学麻酔科の特長

当院がある東京都三鷹市は、新宿から電車でわずか10分強という距離にありながら自然が豊かで緑に囲まれた場所です。30を超える診療科、1150を超える病床数を有する都内でも有数の高度医療提供施設で、東京都民の約3分の1が居住する東京都西部地域唯一の特定機能病院として、地域の医療を支えています。

 

当教室の特長は教室員の仲が良く医局の雰囲気が良いこと、教育体制がしっかりしていること、日々の臨床業務を基本に忠実に丁寧に行っていることです。また、他の診療科との関係も良好なため、豊富な症例、手厚い指導、ストレスのない環境で充実した生活を送りながら麻酔科医としての能力・資質を磨き上げることができます。(医局の日常風景はこちら

 

 

医局の日常風景

 

 

教授からのメッセージ

 

医療を担う仲間とは常に誠意を持って接し、その先には患者さんを思い描いて行動する

杏林大学医学部麻酔科学教室では、臨床においては、麻酔管理、集中治療、周術期管理、緩和、ペイン、研究においては、動物実験による末梢循環、オピオイド受容体、疼痛行動学、またシミュレーターを用いた酸素療法の研究、その他、研修医、学生教育にも力を入れ、幅広い知識と技術を身に付けた麻酔科専門医の育成に努めています。

 

当教室で最も大事にしていることは、チームワークです。そのためには良好なコミュニケーションも重要です。『医療を担う仲間とは常に誠意を持って接し、必ず、その先には患者さんを思い描いて行動する。決して、自分のエゴや自尊心を全面に出すことなく、周りを気遣い、怒りを鎮め、まさに一隅を照らすことに喜びを見出す。』こんな理想通りには思ったようにはいかないのが現実でしょうが、ときどき落ち込んだり、自棄になったり、それでも気持ちを上向きに持っていく。そのためにもよい仲間が必要です。そんな医局作りを心掛けています。

 

 

医局長から

 

これまでも、今も、そしてこれからも、居心地の良い職場であり続けられるよう

2021年10月から医局長を務めています。麻酔科をローテーションする初期研修医からベテランに至るまで、教室員が常に安心感、満足感、充実感をもって働くことができる環境を整えることが私の役割だと考えています。大学医局に限らず、組織は様々な“人”で成り立っています。教育、臨床、研究のいずれも、それを支える人がいて初めてしっかりしたものができます。杏林大学の麻酔科は、人を大切にする組織です。

 

これまでも、今も、そしてこれからも、居心地の良い職場であり続けられるよう、教室員とともに歩んでいきたいと思います。将来医師になる学生さん、これから進路を決める初期研修医の先生方、既に麻酔科医として働いている方々、杏林麻酔科ファミリーに加わりませんか?少しでも杏林大学麻酔科にご興味をお持ちの方はぜひ当教室の雰囲気を味わいにいらしてください。