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日時:12月3日(月) 12時 - 19時


場所:東京大学 弥生キャンパス 一条ホール [交通案内]



第1部:感覚系と高次処理                             12:00 – 13:45

    上川内 あづさ(名古屋大学)

  『聴覚システムの構造と機能』


    坪内 朝子(東京大学)

  『位置および種類特異的な体性感覚神経回路の構造』


    谷本 拓(東北大学) 

  『Memory formation by dopamine signals in the fly brain』


    (休憩)15分


第2部:脳機能を支える頑健性と可塑性           14:00 – 15:45

    粟崎 健(杏林大学) 

  『脳機能を支えるグリア組織網』


    稲垣 秀彦(Max Plank Florida / Janelia Research Campus) 

  『The neuronal mechanisms of short-term memory』


    島田 尚(東京大学)

  『変化し続けるネットワークの複雑性 ー 頑健性関係について』


    (休憩)15分


第3部:電顕と光顕の脳コネクトーム               16:00 – 18:30

    大綱 英生(Janelia Research Campus) 

  『多種、高解像なコネクトミクスデータの解析ツール・システムの開発』


    四宮 和範(Janelia Research Campus)

  『3次元電子顕微鏡法によるショウジョウバエ視覚系のコネクトミクス』


    (休憩)10分


    伊藤 正芳(Janelia Research Campus)

  『ショウジョウバエ脳における神経分類学』


    伊藤 啓(University of Cologne / Janelia Research Campus)

  『コネクトームデータの次にあるもの』

連絡先:  粟崎健 (awasakit@ks.kyorin-u.ac.jp)   上川内あづさ (kamikouchi@bio.nagoya-u.ac.jp)

昆虫脳コネクトーム研究の最前線

脳研究の分野において、すべての神経回路構造を解き明かそうというコネクトーム研究が活発化しています。特にショウジョウバエを用いた脳コネクトーム研究は、洗練された分子遺伝学的ツールと最先端イメージング技術を駆使するという、コネクトミクス研究の基礎モデルを確立しつつあります。本シンポジウムでは、この分野を牽引する若手から中堅の研究者を招聘し、その現状と今後の展望について話し合います。奮ってご参加ください。