EDの説明
EDの症状
EDの診断方法
EDの治療方法

ED(erectile dysfunction)

EDの説明と部位

治療方法には次に示す方法があります。

 

  1. 1.心理療法、カウンセリング:
    心理療法の一つとしてノンエレクト法があります。これは勃起を禁止することで性行為時の勃起に対するストレスを取り除く方法の一つです。機能性(心因性)勃起機能障害の患者さんが適応になります。
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  3. 2.薬物治療:
    機能性、器質性勃起障害の両方の場合に適応になります。現在ではバイアグラやレビトラ、シアリスを使用した治療が中心で、効果としては約7~8割です。これらの薬剤は陰茎海綿体平滑筋を緩める作用を増強させ、海綿体の血液貯留をうながすことで勃起を起こしやすくする薬です。各々の薬剤の特性により作用時間が異なりますので、患者さんの状況により使い分けます。ただし、心疾患などの合併症を持つ方やこれらの薬剤を希望されない場合は漢方薬や抗不安薬などを用いた治療を行います。特に硝酸剤や一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等)との併用により重篤な低血圧を起こす危険性があることから飲み合わせに注意が必要です。
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  5. 3.男性ホルモン補充療法:
    加齢にともない男性ホルモンが低下し性欲低下を含めた勃起機能障害の患者様に適応となります。注射による男性ホルモンの補充を行います。これについては男性更年期障害を参照下さい。
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  7. 4.陰茎に勃起を起こさせる薬を陰茎海綿体に注射する方法です。現在のところ自己注射が認められておらず医師による注射が必要です。即効性があり効果はバイアグラと同様に高いのですが持続時間が1~1.5時間と短く内服と違い使い勝手が問題になります。副作用としては陰茎の繊維化、疼痛、持続勃起症、皮下出血、感染などがあります。
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  9. 5.陰圧式勃起補助具:
    陰茎にバキュームをつけ陰圧をかける(圧力を小さくする)ことで勃起を起こさせる器具です。操作性、安全性・有効性が高く医療器具として認められたものがあります。
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  11. 6.手術療法
    血管手術や陰茎プロステーシス挿入術があります。血管手術としては動脈血行再建術、静脈結紮術などがあり、プロステ―シスは陰茎海綿体に勃起を起こさせるシリンダーを植え込む手術です。

通常は(1)や(2)の治療から開始し、患者さんの状況により(3)を行います。(4)(5)(6)の治療をご希望の患者さんは適切な医療機関を紹介することがあります。

 

◆ 関連項目
症状で調べる
男性機能に衰えがある
病気・疾患で調べる
男性更年期障害・説明

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