間質性膀胱炎の説明
間質性膀胱炎の症状
間質性膀胱炎の診断方法
間質性膀胱炎の治療方法

間質性膀胱炎(Interstitial Cystitis / Chronic Pelvic Pain)

間質性膀胱炎の説明と部位

現在確立された診断基準がなく、日常の診断では患者の訴える症状が最も参考になります。しかし患者の中には自分の自覚症状をうまく医療者側に伝えることができなかったり、医療者側の認識がうすく、この疾患が逃されたり、さらには、誤った診断のもとに長期にわたる内服治療が行われたりすることもあります。また骨盤内病変の既住や精神神経科的疾患などの合併症のために、診断が困難になることもあります。このため患者の自覚症状を客観的に評価できるよう、いくつかの質問表が考えられます。(※下記に質問表を記載します。ご参考下さい。)また、骨盤内の炎症性疾患の有無を確認するために、検尿や尿培養検査、超音波断層診断や尿路造影が必要となります。

他の検査方法として重要なのは膀胱鏡検査による膀胱粘膜の観察です。これは、麻酔下に生理食塩水を注入し、膀胱を拡張させて粘膜からの点状出血や潰瘍を観察するもので、同時に膀胱容量を多くする治療にもなります。さらに膀胱粘膜の組織を生検し病理学的に炎症所見の有無をチェックします。しかし必ずしも明らかな所見が得られないこともあります。
また、膀胱内に塩化カリウム液を注入し、その前後で痛みが増強するかどうかを見るカリウム感受性検査というものも有りますが必ずしも有効ではありません。

 

質問表1:間質性膀胱炎 症状スコア

1. この1ヶ月の間に、どれくらいの割合で、急に強い尿意を感じましたか?
点数
全くない 0
5回に1回の割合より少ない 1
2回に1回の割合より少ない 2
2回に1回の割合くらい 3
2回に1回の割合 4
ほとんどいつも 5
2. この一ヶ月の間に、尿をしてから2時間以内にもう一度しなくてはならなかった事がありますか?
点数
全くない 0
5回に1回の割合より少ない 1
2回に1回の割合より少ない 2
2回に1回の割合くらい 3
2回に1回の割合 4
ほとんどいつも 5
3. この一ヶ月の間に、夜寝ている間に普通何回尿をするために起きましたか?
点数
0回 0
1回 1
2回 2
3回 3
4回 4
5回以上 5
4. この一ヶ月の間に、膀胱に痛みや焼けるような感じがありましたか?
点数
全くない 0
たまに 1
しばしば 2
だいたいいつも 3
常に 4

質問表2:間質性膀胱炎 問題スコア

問題 問題でなかった ほんの少し問題であった 少し問題であった 問題であった(中くらい) とても問題であった
昼夜に尿の回数が多いこと 0 1 2 3 4
夜中に尿をするために起きること 0 1 2 3 4
急に尿がしたくなること 0 1 2 3 4
膀胱の焼けるような感じ、痛み、不快感、圧迫感 0 1 2 3 4

質問表3:膀胱の痛みと尿を我慢できない感じの質問

1.平均して、膀胱の痛みはどれくらいでしたか?(数字に丸をしてください。)

なし 少し 中くらい とても
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9

2.平均して、尿を我慢できない感じはどれくらいでしたか?(数字に丸をしてください。)

なし 少し 中くらい とても
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9

 

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◆ 関連項目
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