消防士から、硬式野球部監督へ

杏林大学硬式野球部監督
井の頭事務部八王子分室 主任
(2021年9月取材)

小俣 大 総合政策学部 2012年3月卒業
8年間務めた消防士から、2021年4月に硬式野球部の監督に就任。東京新大学野球リーグ1部で初の「平成生まれの監督」として注目される

小俣 大 総合政策学部 2012年3月卒業
8年間務めた消防士から、2021年4月に硬式野球部の監督に就任。東京新大学野球リーグ1部で初の「平成生まれの監督」として注目される

強豪 創価大から大金星

 「慌てずにいこう!」「気を抜くなー!」。
2021 年春季リーグ、創価大学との対戦に挑んだ杏林大学のベンチで小俣 大監督が声を張り上げた。小俣監督は、2011年まで荻本有一監督(現 総監督)のもと捕手として活躍した本学の卒業生。縁あって今季、監督に就任しました。
 監督就任2戦目に、創部35年目で初めて創価大学にコールド勝ちしたのです。試合の結果はスポーツ紙などで取り上げられ、関係者を大いに喜ばせました。

消防士からの転身

 小俣さんは昨年1 年間、野球部のコーチを務めました。この間、小俣さんは山梨県の大月消防署で消防士として働いていたので、休日のたびに車で八王子キャンパスのグラウンドに通いました。仕事とコーチの両立には、「野球に関われるなら、これ以上の喜びはなかった」と、振り返りました。
 8 年間、消防士として働いてきたので、転職に迷いがないわけではありませんでした。家族の承諾と小学生からしてきた野球への想いが背中を押しました。「人生は一度きり。母校で好きな野球に関わる仕事ができるなんて最後のチャンスと思った」と話しました。

基本重視 高みを目指す

 6 チーム中最下位で終わった春季リーグでしたが、一方で、指導してきた“ 守備” の成果が着実に表れていることも実感しました。そして、「野球に向かう姿勢も大切。荻本総監督が常に学生に教えてきた、生活を整える、規律を守る、他者への感謝を僕もしっかり伝えていきたい」と話しました。
 小俣監督が目標に据えるのは、関東地区大学野球選手権大会出場です。高みを目指して小俣監督率いる野球部の挑戦は続きます。

※記事および各人の所属等は取材当時のものです

ピックアップ