杏林大学新聞 学長就任挨拶
特色ある大学へ、全員が行動を
このたび、杏林大学の学長に就任することになり、その責任の重さを痛感しております。 されたことに始まります。 学部が相次いで開設されました。さらにこの間、医学研究科、保健学研究科、国際協力研究科の大学院3研究科 が併設され、総合大学としてますます充実してきたことは、まことに喜ばしいことです。 がかかえる共通のものが少なくありません。特に少子化、18 歳人口減少の中で、どのように学生の質を維持・ 向上させるのかは、きわめて重要で、かつ深刻な問題といえましょう。 が出されました。 同答申はさらに、わが国の学士課程教育は、グローバルな知識基盤社会、学習社会において、未来の社会 を支え よりよいものとする「21世紀型市民」を幅広く育成するという公共的な使命を果たし、社会からの信頼に応えていく べきであると指摘しています。 これは以前の「中長期改革委員会」を引き継いだものであり、教育の質を保証するシステムの構築に向けて、杏林 大学の現状を把握し、実行すべき具体策を検討することを目的としています。委員長には神谷茂学長補佐、副委員 長には黒田有子学生支援センター長が就任し、各学部の教職員とともに
精力的な検討を行っているところです。 ようにそれを具体化していくのか」、今、私たちはきわめて重大な局面にあるといえましょう。 (Admission Policy)を明確にして、教育を実践していかねばなりません。 に移すことこそが実践です。そうでなければ絵に描いた餅となってしまいます。 ことでもあります。 自ら汗を流し、自身の体で様々な体験をして下さい。学生時代を通じて経験 した実体験は、必ず自身の血肉となる ものです。 ません。 私も力を注ぐつもりです。何とぞよろしくお願い申し上げます。 |