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第57回日本組織細胞化学会総会・学術集会 開催報告

 第57回日本組織細胞化学会総会・学術集会が、川上速人会長(本学医学部解剖学教室教授)、秋元義弘副会長(同教室教授)のもとで、9月3日(土)と4日(日)の2日間、井の頭キャンパスで開催されました。
 組織細胞化学とは、からだを構成する成分の局在や機能を、組織や細胞のレベルで解析する学問領域です。今回の学術集会では、「新しい手法による ”観る、診る、看る” 組織細胞化学」、「新しい組織細胞化学技術の病理学への応用」、「組織細胞化学を用いた神経系研究のup-date」、「配偶子形成・受精・着床の最先端研究」、「組織細胞化学の新たな応用展開 - プラズマ医療科学の創成に向けて」と題する5件のシンポジウムと、「広がる超解像顕微鏡の世界」と題する1件のワークショップで合計29名の招待演者による講演が行われました。更に特別講演として、外国語学部の金田一秀穂教授より「科学の言葉と日常の言葉」と題した講演を実施いただきました。また、一般演題として16題の口演発表と31題のポスター発表が行われました。

 会場はF棟3階のフロア全体を利用し、広くて明るいホワイエはポスターセッションや商業展示の会場として極めて有効に活用されました。全国から200名近くの参加者が集まり、組織細胞化学の最先端技術とその応用研究に関して2日間にわたり活発な議論が展開されました。

 この会の開催にあたり、お世話になりました皆様に感謝申し上げます。

医学部解剖学教室(顕微解剖学)
2016.09.06