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卒業式を挙行 1,142名が巣立つ

平成29年の卒業式が、3月12日(日)、三鷹キャンパス松田記念館で行われました。
今年度の卒業生は、医学部98名、保健学部460名、総合政策学部180名、外国語学部215名。また、大学院医学研究科27名、保健学研究科11名、国際協力研究科39名、医学部付属看護専門学校112名のあわせて1,142名です。
会場では吹奏楽部の演奏が流れる中、晴れ着姿の卒業生が学部ごとに並び、家族や学園関係者が見守りました。
式では国歌斉唱のあと渡邊卓医学部長が学事報告をし、各学部、研究科、専門学校の卒業生の代表に学位記や卒業証書が授与されました。

続いて跡見裕学長が式辞を述べ、「手にした卒業証書は大きなものではありませんが、杏林大学が社会に出る皆さんを証明するものであり誇りに思ってください。皆さんを待っているのは、まさに多様化した社会であり、まずは信頼され、相手の立場も理解できる社会人として、コミュニケーション能力を磨いてください。そして大学で学んだことを武器に大きく羽ばたくとともに、母校の発展にも力を貸してください」とはなむけの言葉を送りました。
続いて、学業などに優秀な成績を残した学生に表彰状が贈られました。
このあと、松田博青理事長が「社会に出ると厳しいことにも遭遇します。そうした時は決して安易な逃げ道を探すのではなく、歯を食いしばってがんばってください。必ずトンネルの向こうに光があります。今の時代は激しいスピードで変化していますが、情報を正しく把握し、正しいものが判断できる訓練が必要です。そして、自分の考えや主張を、自分の言葉で表現できる人間となり、たくましく生きて行ってください」と激励しました。

また、大川昌利総合政策学部長は「AI ( 人工知能)などに代表される技術革新の時代にあっても、創造性やチームワーク、ホスピタリティなど機械には決してできない、まさに学園の建学の精神である真・善・美に象徴される人間力を備えた人となるよう努力を続けてください」と社会人として心構えをアドバイスしました。

学園長・学長賞の表彰状が授与される

学園長・学長賞の表彰状が授与される

在学生送辞

在学生送辞

式ではこのあと、外国語学部の重田麻佑さんが「常に心強い先輩としてリードしてくださり、共に過ごした日々は貴重な経験として私達の心の支えとなるでしょう。皆さんが積み重ねてきた杏林大学の伝統を受け継ぎ、さらに将来入学してくる後輩へと継承していくことを誓います」と送辞を述べました。
これに対し、卒業生を代表して総合政策学部の渡邊凌さんが「日々の大学生活では、学問のみならず、多くの貴重な経験を重ねてきました。これらの経験は真・善・美の探究を共通の志とした杏林大学ならではのものと確信しています。特に貴重だったのが学友の存在でした。それぞれこれから進む道は異なりますが、ともに杏林の名を誇りに、社会の発展のために不断の努力をしていきます」と答辞を述べ決意を誓いました。

式の後、卒業生は各教室に別れ、一人ひとりに学位記や卒業証書が授与されました。
このあと卒業生たちは、杏の花がほころび始めた構内で同級生や家族と記念写真を撮ったり、一年を過ごした井の頭キャンパスに戻って、お世話になった先生や後輩たちと交歓のひと時を過ごしていました。

2017.3.13