健康、幸せへの願いを込めて院内ギャラリーで「つるし雛展」を開催

作成日時:2017年02月13日

 第2病棟1階のギャラリーアートスペースで、桃の節句にちなんだ「つるし雛展」が2月13日(月)から開催されています。
 これまでに2回開催した「三鷹つりびなの会」による展示は、来院者に好評を博したことから、今年も開催することになりました。
 つるし雛は、大切にされてきた昔の着物をほどき、一針ごとに願いを込めて飾りを縫い上げていきます。「鶴、亀」は健康や長生きを、「手毬」は家族の幸せや人のつながりの大切さを、「うさぎ」は力の宿る赤い目で病気の治癒を願っています。展示では、5連の赤糸につるされた雛飾りの他、山形県酒井市に伝わる卓上型の「傘福」など、21名のメンバーが制作した作品53点が飾られています。
 朱色や桃色など、華やかな色合いの作品で飾られたギャラリーを訪れた患者さんやお見舞いの方達は、「春が一足早く訪れた様で、明るい気持ちになっていいですね」などと顔を綻ばせながら見入っていました。
 三鷹つりびなの会代表の小林幸子さんと事務局の張村節子さんは、「一つひとつの飾りがとても可愛い作品の数々をぜひ愛でてください。作品に込めた幸せへの願いを感じていただけたら嬉しいです」と話しています。
 展示会は、3月30日(木)まで開催されています。