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ご支援・ご寄付のお願い

杏林大学は建学の精神である「眞善美の探究」を通じて、これまで人のために尽くすことの出来る多くの人材を育成して参りました。そして、学園関係者皆様のご尽力により、平成28年に創立50周年を迎えることが出来ました。その周年事業として行った井の頭キャンパスへの移転から5年が経過しましたが、保健学部、総合政策学部そして外国語学部の教育環境は大きく改善致しました。これもひとえに皆様のご厚情の賜物と感謝しております。

本学では、次の50年に向けて三鷹キャンパスの環境整備を進める予定です。これは医学部が主体となりますが、既に建設を開始しているメモリアルアリーナを皮切りにラーニングセンター、リサーチセンター、そして大学本部と続きます。これらの設備投資には多額の費用と時間がかかりますが、何よりも学生のために、そして教職員の意欲向上のために実行してゆく所存です。また、それと同時に教育の中身の充実にも力を入れたいと考えております。

現在、日本はもとより世界中で医療関係者が新型コロナウイルスに打ち勝つために奮闘しております。我々の医学部付属病院では、本年3月より新型コロナウイルス対策チームを編成し、特別発熱外来と救命救急センターならびに集中治療部門を中心とした入院病床を設置しました。感染から医療従事者を守るために、紫外線を用いたウイルス除去装置の導入や陰圧室の増設工事を行う予定です。

この新型コロナウイルス感染拡大の影響で、アルバイトが出来なくなったり、親の仕事の関係で経済的余裕が無くなる学生が増えてきました。また、緊急事態宣言に伴う外出自粛のため、学生は自宅学習を余儀なくされております。この対応としての遠隔授業のために、通信環境の整備にかかる費用が彼らにとっては大きな負担となります。

皆様には、今後の本学の教育環境の充実のために、新型コロナウイルス対策の最前線で闘っている当院の医療従事者達のために、そして経済的苦境に陥っている学生達の将来のために、ご支援、ご協力を賜りたくお願いする次第です。私共の目標は、冒頭に申し上げた様に、社会に必要とされ人の役に立つ人材育成に力を注ぎ、本学を国際的な総合大学に発展させることであります。皆様のご支援が必ずこの目標達成に結びつくことをお約束して、私のご挨拶と致します。何卒、よろしくお願い申し上げます。

杏林学園理事長
募金委員会代表 松田剛明