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■□■杏林大学医学図書館ニュース■□■ 第100号 2020.8.1 配信

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□Contents□

■ご挨拶■
■図書館からのお知らせ■
■お勧め図書■
■読者からの手紙■
■100号記念特別企画:もしも「お祝いに欲しいものを与えよう」と神様に言われたら■
■編集後記■ 

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■ご挨拶■

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2012年6月の創刊以来、毎月地味に地道に配信してきたメルマガ。今回なんと記念すべき1
00号を迎えることができました。拍手!
「利用者の皆さんにお役立ち情報を伝えたい」そんなコンセプトで始まりましたが、その
思いは届いていますでしょうか。
情報満載、くすっと笑えるメルマガを目指して、これからも配信を続けてまいります。今
後もどうぞご贔屓に!

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■図書館からのお知らせ■

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・[8/3~]館内で水分補給していただけます
飛沫感染防止の一環として、水分補給の際には入退館ゲートの外に出るようお願いしてい
ましたが、8月3日(月)より、館内での水分補給可といたします。
尚、水筒やペットボトルなど密封容器であれば持ちこむことが出来ますが、スタバやマチ
カフェのカップはご遠慮ください。
ペットボトルは専用のゴミ箱をご利用ください。
熱中症に気をつけつつ、館内の環境保持にもご協力よろしくお願いいたします。

・[8/3~]滞在時間は3時間程度に
6月の開館再開以降、館内での滞在は1~2時間程度としていましたが、8月3日(月)より3
時間程度といたします。
引き続き、座席は使用不可の掲示に従い、密集・対面にならないよう感染拡大防止にご協
力をお願いいたします。

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■お勧め図書■

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『遠き落日 / 渡辺淳一 [著] ; 上, 下. -- 講談社, 2013. -- (講談社文庫 ; [わ-1-53],
[わ-1-54]).』
(請求記号 : 913.6:To33:1,913.6:To33:2 / 資料ID : 0010354884,0010354892)

私事ですが、昨夏福島県を旅した際に猪苗代湖畔の野口英世記念館を訪れました。
4歳のころ訪れて以来二度目の訪問です。
当時は旅行中におたふくかぜを発症するという大事件があり、野口英世生誕の地にまつわ
るあれこれは、私にとって特別記憶に残る思い出となっています。
それから数十年。記念館はリニューアルされ、充実した内容の、一日楽しめる施設となっ
ていました。
さて、この野口英世の経歴は、日本人なら誰でもご存じかもしれません。
囲炉裏端から落ちて左手に大やけどを負い不自由な身となったものの、勉学に励み、つい
には世界的に有名な細菌学者になった人。
逆境に負けない血のにじむような努力、母親を大切にする姿勢、まるで偉人のお手本のよ
うな人物ですが、でも・・・。野口英世って、実はこんな人物だったのですよ。
というわけで今回のお勧め図書は、札幌医科大学卒業の作者が入念な取材調査を経て書き
上げた伝記小説です。
記念館では言及されなかった「人間・野口英世」の真の姿と、今から100年前の世界の医
学情勢を是非本書から読み取ってみませんか。(清)

☆貸出状況はこちらから☆

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■読者からの手紙■

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医学図書館とは、私がこの大学に職を得てからのお付き合いですから、もうすでに四半世
紀にもなるでしょうか。
そんなご縁で、この記念すべき第100号に文章の寄稿を依頼され、筆不精で文才もないの
にしゃしゃり出て参りました。
このメールマガジンを読み始めてどのくらいになるでしょうか。
創刊号に近いあたりからだったと思います。
前々任の図書館課長から案内されて読むようになりました。
メールマガジンが届くと、まず読むのが図書館長や図書館課長、館員の皆さんの文章です。
「図書館からお知らせ」を真っ先に確認すべきが真っ当な大学教員なのかもしれません
が・・・。
さすが図書館の方々、意外な本を読まれていたり、普段の様子からは計り知れない趣味を
披露していただけるのもとても興味深いです。
読んでいる本というのは、その人の人となりを作り出した元となっている、と私は思って
います。
そんな私にとって、こんな本を読んだなどのコメントを読むことは、その人の秘密をちょ
っと覗き見しているようなドキドキした気分です。
つぎに図書館やキャンパス内でお会いしたときに、ちょっとニンマリしてしまいそうです。
いつもは会議とかでお目にかかるくらいの図書館長や図書館課長、図書館の中で忙しそう
に仕事をしている皆さんの、秘密を覗き見させてもらえる、このメールマガジンは、とて
もありがたい媒体です。
あ、こんな文章を求められていなかったですか。すみません。
最近は電子ジャーナルが充実してきているので、図書館に出かけ雑誌を借り出してコピー
する、ということもめっきり少なくなってしまいました。
そのため、図書館の職員の皆さんのお顔もなかなか分からなくなってしまいました。
でも、このメールマガジンを読んでいると、皆さんがどんな方なのかよくわかるような気
がして、実際にお会いする以上に親近感を感じています。
教職員の間で交流する機会の少ない我々の組織にとって、教員と職員をつなぐ、このメー
ルマガジンはとてもありがたい媒体の一つになっていると思います。
これからも、200号、300号と続きますように、期待しています。(化学教室 丑丸 真)

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■100号記念特別企画:もしも「お祝いに欲しいものを与えよう」と神様に言われたら■

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100号記念特別企画として、医学図書館関係者の皆さんにアンケートを行いました。
①もしも「メルマガ100号のお祝いに欲しいものを与えよう」と神様に言われたら、どれ
を選ぶ?
選択肢は「テレポーテーション能力」「テレパシー能力」「念力」「予知能力」「タイム
マシン」「動植物の言葉がわかる能力」「空飛ぶほうき」「安定感ばっちり、100mの高さ
の竹馬」の8択です。
②それを使って何をする?
③メルマガ200号達成はおそらく8年後。その時何をしていたい?
④200号のお祝いに神様からいただきたいものは?

回答者には図書館スタッフのほか、前職現職3名の図書館長も含まれています。
どれが誰の回答かわかりますか?


①テレポーテーション能力
②基本は遅刻回避。その他、旅行に行ったり、色々とできそうです。そのうち面倒になっ
て、井の頭図書館の2階から4階に上がるのにも使いそうですね・・・
③子どもが中学生になっている頃なので、1人で気兼ねなく外出したり、海外に行ったり
したいです。
④その後40年くらい無病息災でいられる幸福のブレスレット、など(野)


①空飛ぶほうき
②天気のいい日に日向ぼっこがてら空の散歩
③毎日がバカンスな日々
④何かとてもいいもの(ふ)


①タイムマシン
②「本能寺の変」を傍からのぞき見
③穏やかな老後
④海辺の別荘(kugi)


①タイムマシン
②歴史の謎のかなりの部分が解けるのではないでしょうか。ピラミッドの建設場面など、
リアルタイムでみてみたい。
③ものを考えていたいです。
④タイムマシン(HS)


①念力
②高速道路で車間距離を詰めてあおってくる車の速度を遅くする。他にも色々したいこと
があるけど、ヒミツ。
③読書
④ちゃんと機能する眼と耳と頭(ま)


①テレポーテーション能力
②世界中にはまだ行ってみたいところが沢山あるのに、年とともに体力は減退し、また新
型コロナのせいで、旅行もままならず。こんな時に空間移動できる能力があれば、是非そ
れをフル活用したいと思います。
国外だけでなく国内にも行きたいところが沢山あって、その主要テーマの一つが全国にあ
る滝の踏破です。しかしながら、今まで訪れた滝は未だ200に満たず、「日本の滝100選」
の中でも、訪れたのは半分程度に過ぎません。国内には滝が5000以上あるとされ、それを
全て踏破した人は恐らく一人もいないだろうと思われます。著名な滝写真家である北中康
文氏でさえ、訪れた滝は2000に満たないとのこと。中にはドローンですら接近困難な超秘
境の滝も数多くあるとされていますが、空間移動できれば5000の滝全てを目にするのも夢
ではないと期待しています。
空間移動といえばドラえもんの「どこでもドア」が有名ですが、ドラえもんの連載が始ま
る10年くらい前に、藤子F不二雄氏が「どこでもドア」の原点ともいえる漫画を描いてい
たのをご存じでしょうか。1960年頃(恐らく藤子F不二雄氏が未だトキワ荘にいた頃)、
氏は小学1年生向けの月刊誌に「てぶくろてっちゃん」という漫画を連載していました。
てっちゃんが持っている特殊な手袋で作ったものは全て本物のように動き出すのです。そ
の中にどこでもドアのようなものが登場します。てっちゃんはこのドアをくぐってあちこ
ち巡りますが、動物園に行ったらライオンが家について来てしまったり、火星に行ったら
火星人が家に来てしまったりというようなコミカルなストーリーだったと思います。当時
私はまさに小学1年生でしたがこの漫画の記憶は鮮明に残っています。ただし、この漫画
を見たことがあるのは、この月刊誌を購読していた私と同学年のごく一部の人だけだと思
います。
私自身はこの小学校1年生当時から、深層心理の中で、空間移動に対する憧れが宿り続け
てきたような気がします。
③今回頂いた能力がまだ継続していれば、それを使い続けていたい。
④今回と同じで良いが、もし他の物をと言われたら、タイムマシン。(川)


①念力
②書架移動
③図書館員
④スモールライト(笹)


①テレポーテーション能力
②好きな時に行きたい場所に行けるから
③のんびりと暮らしていたい
④記憶力アップ(久)


①念力
②朝の返本を迅速に終わらせたいです!
③新しく入った方にきちんと業務を継承し続けたいです。
④新入職員(ゆ)


①動植物の言葉がわかる能力
②犬と話す
③旅人
④健康(よ)


①動植物の言葉がわかる能力
②家にいる猫と話してみたいです。
③健康に楽しく日々を過ごしていたいです。
④ドラえもん(宮)


①安定感ばっちり、100mの高さの竹馬
②登山。眺めがよさそうだから。
③富士山登頂。
④ずいぶん昔になくしたと思っていたハンカチが見つかるとか、二重の虹が見えるとか、
そんなことが三日に一度くらい起こるくらいの幸運。(島)


①タイムマシン
②大学時代に戻って世界一周旅行したいです。
③健康に生活していたい。
④時間(R)


①安定感ばっちり、100mの高さの竹馬
②どうしよう、どれも欲しい・・・と悩んだ末にこれにしました。まずはサバンナを散歩。
下を歩くキリンが豆粒ほどに見えるのを楽しむ。人出の多い花火大会もこれで鑑賞。富士
山頂から3,776+100mの世界を堪能する。などなど。
③インド洋で100mの高さの竹馬に乗って皆既日食を楽しんでいたい
④今回もらえなかった、空飛ぶほうき(100mの高さの竹馬ももらえたわけではないけれ
ど)(清)


いかがでしたか。
ちなみに創刊号で2歳8ヶ月だったうちの娘は、現在小学5年生。即決で「100mの高さの竹
馬」を選びました。「自分だけその竹馬で、他のみんなとよーいどんで100m走したい。一
歩でゴール!」だそうです。

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■編集後記■

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メルマガ創刊から8年余り。
この期間に館長は4代目となり、当時のまま医学図書館で勤務しているスタッフは半数以
下になりました。
節目のこの機会にメルマガ・バックナンバーを紐解いてみるのはいかがでしょうか。
以前の館長のコーナーあり、他部署に異動したスタッフの「ひとりごと」あり、昨年ご逝
去されたあの人の投稿あり・・・。
杏林大学医学図書館の歴史の一幕を感じることができるかもしれません。(清)

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