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■□■杏林大学医学図書館ニュース■□■ 第10号 2013.3.1 配信

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□Contents□
■ご挨拶■ 
■図書館からのお知らせ■ 
■お勧め図書■ 
■図書館員のひとりごと■ 
■編集後記■ 

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■ご挨拶■
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今年は寒い冬で、東京でも大雪が降りました。1/14の大雪は、成人式を迎えた皆さんには
気の毒でした。でも、忘れられない成人式になるでしょうね。
校内の梅もぽつぽつ開き始めました。あんずや桜の咲くのももうすぐ。
あたたかい春が待ち遠しいです。

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■図書館からのお知らせ■
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利用できる電子ブックが増えました。
丸善eBook Libraryの13タイトルと、SpringerLink Books Biomedical and Life
Sciences426タイトルです。

詳細はホームページでご確認ください

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■お勧め図書■
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『「腹の虫」の研究 : 日本の心身観をさぐる
長谷川雅雄 [ほか] 著. -- 名古屋大学出版会, 2012. -- (南山大学学術叢書).』
(請求記号 : WZ70:H32 / 資料ID : 0010311900 )
時代劇ではよく、持病の癪(しゃく)の発作で苦しむ旅のお女中が通りがかりの越後のち
りめん問屋のご隠居に助けられます。
この「癪(しゃく)」とは癪の虫が起こす痛み、というのが江戸時代の解釈でした。他に
も、「疳の虫」や「腹の虫」などは実際に存在するものと考えられていました。当時の医
学で病を引き起こすと考えられていた「虫」、現代の常識では一笑に付されるようなもの
ですが、研究してみるとなかなか面白いことが分かります。
病気や心身に対する認識の仕方が現代と違うところも興味深いのですが、江戸時代の文献
に現れる「虫」の記述、そしてまた絵がユーモラスです。

貸出状況はこちらから

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■図書館員のひとりごと■ イースター島の牛
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日本では牛は「モー」と鳴きますが、イースター島の牛は「メー」と鳴きます。
十年ほど前にイースター島へ旅行した時に、確かに聞きました。
「モー」と「メー」の違いは、声の高さからくるものではないかと思うのですが、イース
ター島の牛は高音の発声に秀でているのでしょうか?
イースター島ではモアイよりも印象に残ったのが牛の鳴き声でした。

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■編集後記■
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ひな祭りといえば桜餅。愛らしい桜色といい、香りといい、いかにも春らしいお菓子です。
桜餅は長命寺型(小麦粉を水で溶いて焼いた皮)と、道明寺型(粒々の餅)がありますね。
どちらも塩漬けの桜の葉で巻いてあります。子供のころは、桜の葉ががさがさと口に残る
のが食べにくく感じられ、「桜餅の葉っぱは食べるのに、柏餅の葉っぱを食べないのはな
ぜだろう?」と思っていました。今では塩味の葉と甘いあんこのハーモニーを楽しめるよ
うになりました。もちろん、柏餅の葉っぱは残します。(ふ)


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