━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■□■杏林大学医学図書館ニュース■□■   第48号 2016.5.2 配信

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


□Contents□
■ご挨拶■ 
■図書館からのお知らせ■ 
■お勧め図書■ 
■図書館課長の気ままな報告■ 
■図書館員のひとりごと■ 
■編集後記■ 

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
■ご挨拶■
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

新年度に入り1か月が過ぎました。
医学図書館の利用環境も、学生証・職員証で入館・貸出ができるようになったり、プリン
トシステムが導入されたりと変化がありましたが、皆様だいぶ慣れていただけたでしょう
か。
また、新キャンパスの井の頭図書館はご利用になりましたか。
今回のメルマガ、課長の気ままな報告でも開館の様子が書かれていますが、医学図書館と
はまた違った新しい館ならではの環境もありますので足を運んでみてください。

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
■図書館からのお知らせ■ 
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

・「医学生に読んでほしいこの1冊」企画展示中
医師を目指す学生の皆さんに、医学の専門知識だけではなく、幅広い教養を身につけても
らうことを願い、医学部教員からの推薦本を集めた「医学生に読んでほしいこの1冊」を
企画しました。
貸出もできますので、医学図書館2F特設コーナーをぜひご覧ください。

推薦コメント付きのリストはこちら

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
■お勧め図書■
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

『明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい:樋野興夫著・-幻冬舎2015.』
(請求記号W9 /A93 資料ID 0007532583)

がんで不安を抱えた患者や、家族との対話を通じて言葉の処方箋を与える「がん哲学外
来」創設者が記した一冊である。患者のみならず、今の人生に不安を抱えたり悩んでいる
人たちにも、自信を与えてくれそうな格言が盛り込まれている。
例えば「病気になってはじめて人生の優先順位に気付く」は大病を経験した自分にもっと
も響いた言葉である。また「必ずしもよき師や、よき友が得られるとも限らない。だがよ
い読書は誰にでもできる」同感だったら、ぜひ図書館へ。「与えられたもの(命)は必ず返
す時がくる」や「所詮、われわれには座布団1枚分の墓場しか残らない」などは、誰もが
わかっていても、ここまで悟るのは容易なことでないだろう。
すべての格言は紹介しきれないが、救いになる格言か、単なる気休めの戯言か、人それぞ
れ受け取り方は違うだろう。ただ病になったり悩んだ時の処方箋として活躍してくれるで
あろう1冊なのでご一読を。(よ)

貸出状況はこちらから

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
■図書館課長の気ままな報告■ 「井の頭図書館開館」の巻
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

井の頭キャンパスは1月中旬に竣工しました。
図書館には2月から新しい本棚や机などの家具が入り始め、3月に入って八王子の図書館か
ら本や事務機材が移ってきて、だんだん図書館らしくなってきました。
そして3月12日にキャンパスの落成式と関係者の内覧会があり、図書館にも多くの方がお
見えになりました。その日は引越し作業をいったん中断し、内覧会向けに急ごしらえした
不十分な状態だったため、一部をお見せするだけでした。

それでも学生からは内装を見て「すごーい」という声が聞こえました。
「ここなら落ち着いて勉強できるね」「私はこの席がいい!」とうれしそうに学習席に座
っているのを見て、じーんとしてしまいました。
午後に入ると、学習席に座って普通に勉強を始める学生が現れました。
「あのう、今日は内覧会なんですけど?」と突っ込みを入れたくなりましたが、止める理
由は何もないので、そのまま見守りました。彼らは内覧会が終了するまで約3時間、見学
者が出入りすることに気も留めず一心不乱に勉強していました。こんなに求められていた
図書館だったということがわかり、3年間の奮闘が報われた思いがしました。
そんな井の頭図書館は4月4日にオープンし、医学図書館と同じ曜日と時間で絶賛開館中で
す。(す)

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
■図書館員のひとりごと■ 関東風、関西風?
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

以前、「図書館員のひとりごと」コーナーにお邪魔した際は、鯛焼きの天然と養殖の違い
をお話をしましたが、今回は鰻の話をしてみたいと思います。
鰻好きにとっては、天然か養殖かの他に、関東風か関西風かも気になるところですよね。
一般的に関東風は背開きで、蒸した後に焼くというものです。関西風は腹開きで、蒸さず
にパリッと焼き上げるというもの。この「パリッ」という所が気になり、一度食べてみた
いと思っていました。
そこへ、青物横丁に関西風を出す店有りの噂。さっそく出向いてまいりました。
結果から言いますと、蒸さない訳ではありませんでしたが、確かに仕上がりはパリッとし
た焼き上がりで、関東と関西の「中間風」でしたが、大変おいしい「うな丼」でした。
やはり本物の関西風はあちらへ行かないと食べられないようで・・・。どなたか身近に関
西風を出すお店、ご存知の方いらっしゃいませんか?(クギ)

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
■編集後記■
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

図書館の窓から見える景色がいつの間にか緑一色となっています。
大きな窓一面に広がる木々の様子を見て季節の移り変わりを感じるたび、この図書館の窓
はすばらしいと思ってしまいます。私だけでしょうか。(山)

○サポートライブラリアンメルマガ バックナンバーはこちらから


◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━―…‥・・

杏林大学医学図書館
〒181-8611 東京都三鷹市新川6-20-2
TEL:0422-47-5511 ex.3322,3323 FAX:0422-40-7281
MAIL:medlib[at]ks.kyorin-u.ac.jp
HP:https://library.kyorin-u.ac.jp/

・・‥…―━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆