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■□■杏林大学医学図書館ニュース■□■ 第73号 2018.6.1配信

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□Contents□
■ご挨拶■ 
■図書館からのお知らせ■ 
■お勧め図書■ 
■杏林医学会事務員Mのひとりごと■ 
■編集後記■ 

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■ご挨拶■
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輝く太陽と真っ青な空。今年の5月は夏かと錯覚するような日が多かったですね。
とはいえやっぱり季節は春。
我が家は仙川と千歳烏山の中間あたりにあるのですが、5月下旬は毎朝やってくるうぐい
すの鳴き声に心が落ち着きました。
さて6月。まもなく始まる鬱陶しい梅雨に負けないよう、今月も元気にメルマガをお送り
します。

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■図書館からのお知らせ■
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・【13日まで!】Primal Pictures(解剖学コンテンツ)トライアル
解剖学画像関連コンテンツ「Primal Pictures」は6月13日までトライアルをしています。
解剖画像のほかMRI、筋肉や骨格など人体の動作が3Dでご覧になれます。
詳細はこちらから

・水分補給は大切ですが容器にもお気遣いください
図書館内は水筒やペットボトルなど密封容器であれば持ちこむことができます。
ローソンのカフェラテやスターバックスのフラペチーノは外で味わってからご来館くださ
い。
館内の環境保持にご協力よろしくお願いいたします。

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■お勧め図書■
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『「待つ」ということ / 鷲田清一著. -- 角川学芸出版, 2006.』 (請求記号:104:Ma38
/ 資料ID:0018058255)

国語の教科書にも載った、待つという行為を多角的に考察した一冊である。
とかく現代は携帯電話でのやりとり、資料の配送から外来の待ち時間に至るまで待ち時間
が短くなり、じっと待つ行為が少なくなりつつある。
ノルマや成果主義、締切に追われる日々のなかで待つことを忘れつつある人もいる。
かと思えば、ラーメン屋、コンサートチケットの入手、携帯やゲームの新商品を買うため
想像を超えた行列の中でひたすら待ち続ける姿もある。
こうした待つことの質的変化と多様化の中で、「待ちこがれ、待ちかまえ、待ち遠しくて、
待ち伏せ、待ちかね、待ちあぐね、待ちくたびれて」などといった、文学的で感傷的な待
つはどこかへ行ってしまったようである。
待合室で生まれてくるわが子を待つ、廃線間近のローカル線のホームでひたすら電車を待
つ、待ちきれずについつい新築中の我が家を見にいってしまうなど心を揺さぶるような場
面も何となく減ってきてしまっているようだ。
仕事や勉強に追われる中、「待つ」ことを通じていま一度自分の生き方を振り返ってみる
のもよいかもしれない。(よ)

☆貸出状況はこちらから☆

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■杏林医学会事務員Mのひとりごと■ 杏林医学会をご存じですか?
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杏林医学会は、本会の目的に賛同して入会した杏林学園の教職員、学生、学生父兄などで
構成される、昭和45年創立の任意加入団体です。
現在およそ2000名の会員に支えられて電子ジャーナルの発行(年4回)、市民公開講演会
の開催(年2回)、学会賞の選考・表彰などの活動を行っています。
5月19日には第5回杏林医学会市民公開フォーラムを大学院講堂にて開催しました。
今回のテーマは「眼と耳(難聴・めまい・ふらつき)」。ご講演くださったのは増田正次
先生(耳鼻咽喉科学教室)と五島史行先生(東京医療センター耳鼻咽喉科)のおふたり。
おそらく杏林医学会史上最多の300名を超えるご来場者をお迎えしての講演会となりまし
た。
先生方は本当にお話がお上手ですね。とてもわかりやすい内容で、書籍のプレゼントもあ
り、時折笑いを交えての素敵な講演会でした。
さて、話はかわりますが、杏林医学会では独自の賞を設けて表彰しています。
医学部1年生のカリキュラム「地域と大学」の発表会で最優秀賞を受賞したチームや学会
での口演・ポスター発表での優秀者、保健学部の各学科から最も高い評価を受けた卒業論
文の著者のみなさんが、学生リサーチ賞・トラベルアワードの選考対象として推薦されま
す。もしかしたら、次の受賞者はあなたかも?
他にも一般口演や研究奨励賞のエントリーのチャンスもありますので、ぜひ一度、杏林医
学会のホームページをのぞいてみてください!(M)
杏林医学会ホームページ

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■編集後記■
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皆様に温かく見守られ、今月号をもってメルマガはさりげなく7年目に突入です。
そのようななか「ひとりごと」に初登場の医学会事務員Mが先月末で事情により退職。
メルマガへの投稿が置き土産となってしまい、さみしい限りです。(清)

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