言語スキル向上科目 | 観光・ホスピタリティ基礎科目 | 基盤教育科目 |
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中国語Ⅰ | サービス産業論 | 大学入門 |
中国語Ⅱ | ファシリテーション論 | ホスピタリティ・ コミュニケーション |
英語Ⅰ | 観光学入門 | |
英語Ⅱ | ||
言語スキル向上科目 | 観光・ホスピタリティ科目 | |
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英語Ⅲ | 異文化コミュニケーション論 | 国際観光論 |
英語Ⅳ | 観光保健論 | 観光手話 |
中国語Ⅲ | 観光手話基礎 | 観光人類学 |
中国語Ⅳ | 観光英語 | 交流文化論 |
観光基礎演習-1・2 | サービス文化論 | |
キャリア形成科目 | 宿泊サービス論 | |
キャリアデザインⅠ・Ⅱ |
言語スキル向上科目 | 観光・ホスピタリティ応用科目 | キャリア形成科目 |
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観光中国語 | イベント・コンベンション論 | キャリアデザインⅢ・Ⅳ |
実用英語 | 福祉観光論 | インターンシップⅢ |
観光交流文化特論Ⅰ~Ⅳ | ゼミナール | |
ブライダルコーディネート論 | ||
風景・景観論 | ||
※科目名・科目内容は入学年度によって変更となる場合があります。
観光交流文化学科では、皆さんの関心や将来の夢にあわせて履修が望まれる講義を示した「三つの履修モデル」を用意しています。履修モデルを参考にしながら、自分にあった講義履修計画を立てることができます。
「交流文化プログラム」とは・・・人びとの交流が生み出す新しい文化、それを支えるビジネスや諸活動に関心を持ち、外国語力を生かして国際交流、海外ボランティア、国際機関、外資系企業をめざす学生向けの教育プログラムです。
1年次・2年次には小人数のクラス編成で基礎的な語学力および観光・ホスピタリティに関する基礎知識を確かなものにした後、国際交流、海外ボランティア、外資系企業など、国境を越えた人びとの交流を前提としたビジネスや諸活動で活躍するための知識を修得します。
外国語学部が提供する複数の副専攻プログラムも参考にしながら、4年間の学習を自分で組み立てていきましょう。
1年生(半期22単位まで) | 2年生(半期22単位まで) | 3年生(半期22単位まで) | 4年生(半期22単位まで) | ||
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語学 | 外国語科目A (20単位) |
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外国語B | 目的別英語演習Ⅰ〜VII | 目的別中国語演習Ⅰ〜Ⅴ | |||
専門 | 専門科目A (16単位) |
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専門科目B | サービス産業論 | ||||
キャリア | 基盤教育科目 (27単位) |
※インターンシップⅠ〜Ⅱ |
※インターンシップⅢ |
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※フィールドスタディ(タイ)など | |||||
教養 | 教養科目 (4単位) |
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注1:上記は本プログラムが目指す人材像に近づくために推奨する履修科目です。履修の強制や制限をするものではありません。
注2:下線は必修科目を示しています。
注3 : ※は選択必修科目を示しています。「フィールドスタディⅠ~Ⅳ」と「インターンシップⅠ~Ⅱ」では訪問先などが変更になる場合があります。
観光交流文化学科を知ったのは、高校3年生のとき。アルバイト先の先輩がキャビンアテンダントになり、「私もCAになりたい!」という想いから観光関連の勉強ができる大学を探し、入学しました。けれど授業を受けるにつれて、理想の将来像が変わっていったんです。私にとって大きな分岐点となったのは、2年生のときに参加した「フィールドスタディⅤ(タイ)」。山岳地域で自給自足の生活を送っている少数民族を訪ね、5日間ホームステイをしました。竹でできた家に住み、家畜を育て、命をいただく暮らしを目のあたりにしました。スーパーにあるのが当たり前だと思っていた食肉には命があり、その命を絶つ人や加工する人、運搬する人や販売する人がいるのだと、改めて感じました。研修に行く前から頭では理解していましたが、体験して初めて、自分一人で生活しているわけではないのだと実感。この研修をきっかけに、人助けについて一層真剣に考えるようになりました。
観光交流文化学科は一般的なレポートだけでなく、学生同士で資料をまとめる楽しい課題があるユニークな学科です。1・2年生の頃になるべく多くの単位を取得し、3年生では週に1日だけ授業の無い日を作りました。その日のうちに1週間分の課題を完成させるためです。過去には、「日本の社会問題を小学生に教える方法を考える」という課題があり、1グループ3人で発表資料を作りました。私が所属するチームが選んだテーマは、ホームレス。過去に授業で見た衝撃的なVTRを参考に、なぜ日本社会でホームレスが生まれるのか、貧困問題とどのように関わりがあるのかを考えました。
「観光交流文化特論Ⅲ」は、私の意識を変えた授業でした。特に印象に残っているのは、先生が恩師から教えられた「“見ようとしなければ見えないもの”を見る力を養う」という言葉。例えば、いま目の前に障がい者がいたとします。その人が白杖を持っていれば、視覚障がい者だと気づけるかもしれません。けれど聴覚障がい者の場合、耳元の小さな補聴器が見えなければ健常者だと思い込んでしまうでしょう。妊娠初期の女性の場合も同様に、「おなかに赤ちゃんがいます」と書かれたバックチャームがなければ周囲には気づかれにくいのです。何気ない日々の生活の中には、自分が意識しなければわからないことが多くあります。そこに気づけるかどうかは自分次第。この授業で様々な社会問題に触れ、その意識を養うことができました。
総合エレクトロニクスメーカーに内定をいただき、入社後はインストラクターになりたいと考えています。当初はNPOやNGOなどの組織も就職先の候補に入れていましたが、「人の助けになる仕事とは何か」を幅広い視野で考え、この職業を選びました。インストラクターは商品のご案内をする仕事です。エレクトロニクス製品の使い方がわからず困っているお客様のもとを訪ねて使い方をご案内することで、人の力になれたらと思っています。
杏林大学を目指している学生さんの中には、指定校推薦やAO入試での受験を考えている人もいると思います。そんな皆さんに一つだけ伝えておきたいのは、「合格後の時間の使い方をよく考えて!」ということ。観光交流文化学科に入学すると、1年次にホスピタリティや社会常識、マナーを学びます。合格後、時間があるうちに少しだけ社会に出ておくと、入学時に一歩リードすることができますよ!実際に私は高校3年生でアルバイトを始めて、マナーや接客術、人間関係の築き方が身に付きました。就職活動にも役立つため、損はありません!ぜひ入学前に、学校の外へと一歩踏み出してみてください。高校までの学生生活では得られなかったものが、きっと見えてくるはずです!