周術期管理センター・緩和ケア

周術期管理センター

当院では麻酔科管理で手術を受ける全ての患者さんが事前に周術期管理センターを受診します。全手術患者さんが周術期管理センターを受診する施設は全国的にみても多くありませんが、当院では外科系診療科の理解と協力のもとこれを実現しています。当センターでは麻酔科医2名、看護師4名、薬剤師1名、歯科衛生士2名が常駐し、術前評価と麻酔説明を行っています。

 

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周術期管理外来には、二つの目的があります。

 

  1. 麻酔について患者さんに理解していただくこと。麻酔についてきちんと理解していただくために、麻酔科医が麻酔の説明を行います。
  2. より安全な周術期管理を行うために高度な知識を持つ麻酔科医が術前評価を行います。

 

現在、麻酔は安全に行えるようになってきていますが、術前の患者さんの状態によっては術中、あるいは術後に合併症が起きる可能性があります。中には心筋梗塞、肺塞栓など命にかかわる重篤な合併症もあります。それらを可能な限り防ぐために、術前評価を正確に行うことは非常に重要です。

 

当院では、患者さんが周術期管理センターを受診するまでに血液検査や心電図、胸部レントゲンのほか、それぞれの患者さんに必要と考えられる検査結果が主治医により全て揃えられます。また必要があれば事前に他科コンサルが行われ、その結果をふまえて麻酔科医が術前評価を行います。さらに、多くの患者さんが手術の2週間前までに当センターを受診するため、麻酔科医が追加検査が必要と判断した場合でも、余裕を持って対応することが可能です。このように、当院では麻酔科医が主治医、専門家と連携して周術期管理を行っています。

 

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外来の流れ

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麻酔前問診表 麻酔前問診表(小児用)

 

麻酔科診察の前に、患者さんは「麻酔をお受けになる方に 説明書 21-001」を読みます。麻酔(全身麻酔、硬膜外麻酔、脊髄くも膜下麻酔、末梢神経ブロック)について、合併症について、詳細に書かれた冊子です。

麻酔をお受けになる方に 説明書 21-001

 

2016年4月より歯科診察室を併設し、顎口腔科(歯科医師・歯科衛生士)による術前歯科診察・口腔衛生指導を行っています。当院では術前診察だけではなく、手術前後にも歯科衛生士が病棟を回って口腔機能管理を行い、誤嚥性肺炎などの術後合併症の減少に努めています。

周術期口腔衛生指導について(麻酔管理を受ける方へ、口の中がどうして重要か)

 

口腔衛生c 緩和ケアc

 

周術期管理センター専任の薬剤師が常駐し、患者さんの服薬内容やアレルギー、さらには既往歴に至るまで入念にチェックし、主治医に対して術前の休薬や服薬継続などの提案をしています。専任薬剤師が常駐することで、術前の休薬忘れによる手術延期を未然に防ぐことが可能となりました。

 

 

緩和ケア外来

がん患者さんで通院できる方の症状緩和を行っています。緩和ケア看護師と診察しています。現在は木曜日のみ診察を行っています。入院患者さんは緩和ケアチームで回診を行います。

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