NEWS
2020/03/10
【卒業前に語るGCP】「GCPで成長した私」 GCP1期生:碇大毅
【留学先のチチェスターカレッジ(イギリス)の友人たちと】
私は、GCPを通じて留学をするまで⼈⽣⼀度も海外へ⾏ったことがありませんでした。グローバルに対する意識というのも⾼校時代はかなり薄かったように思います。また、⽥舎から上京してきた⾝だったので、恥ずかしい限りなのですが海外出⾝の⽅々を⾒ると「スゲー!」と⼼から興奮したものです。では、なぜこんな私がGCPに参加し、英語をツールとして、プレゼンやディスカッション、国際関係を学ぼうと決意したのか。それは、当時1番苦⼿であった科⽬、英語を⾃⾝の味⽅につけ、世界中の⽅々とコミュニケーションが取れるようになれば、もっと魅⼒的な⼈⽣になるのではないかと考えたからです。すごく単純明快な理由ですが、逆にやりたいこと、⽬指したいものはかなりはっきりしていたと現在でも断⾔できます。
GCPに⼊って、まず⾏っていたことは、授業を通じてネイティブの先⽣と多くの時間を過ごすということです。英語で⽇常会話をできることを⽬指していました。固い⽂法表現を忘れ、ReadingやListeningに固執することなく、Speakingを並⾏して⾏っていました。また、英語を使ってプレゼンやネイティブの留学⽣たちとディスカッションもしてみたり。多⾓的に英語を使うことで慣れを⽣じさせる重要なポイントだと感じましたし、何より全く新しい環境に⾝を置くことは、次のプロセスである留学への準備も兼ねていたように思います。
そして、2年⽣の秋学期からイギリスへ留学することを決意。渡航する前夜、約12時間 のフライト、ホストマザーが家の中を案内してくれたこと、今でもこの⼀瞬⼀瞬が忘れられません。ホームステイの家に着くとすぐ、緊張感と⾼揚感に包まれながら、⾃分の部屋 で荷ほどきをしたことを覚えています。当初は、私の⽬の中に⾶び込んできたほとんどの 物事が私の興味をそそらせてくれ、とても新鮮だったのに加え、カレッジでは学習意欲の⾼い留学⽣とともに、勉学に励むことができていると考えるだけで、⾃然とモチベーショ ンの向上へつながっていきました。逆にイギリスの⽣活スタイルに慣れてくれば、多くの ことに挑戦したくなりました。例えば、留学⽣や現地の⼦たちとクラブへ⾏ったり、⼀ 緒にお酒を飲んだり、また電⼦機器を使わずに遠出をしてみたり。そうなれば⾃ずと、多 くの⼈たちと出会う機会を持つことができたり、私と違った考えを持つ⼈たちに出会った りもしました。何度かトラブルなどにも巻き込まれましたが、それが⽇本で味わうことの できない出来事だと私⾃⾝で実感できていたので、価値ある経験として将来の糧となると 感じていました。その積み重ねに留学⽣活の意味を⾒出すことができ、本当は半年間の留 学のつもりでしたが、もう半年間イギリスで留学を続ける決断にも⾄りました。
【GCP1期生の仲間や先生たちと】
1年間の留学を終え、プログラム終盤に差し掛かりました。専⾨知識をオールイング リッシュで習得していくと同時にプレゼンもしっかりこなしていきました。留学後でも、 専⾨知識となると初めて知るような内容であったり、聞いたことのない単語が⾶び交う場 ⾯もありましたが、留学後完全燃焼していた私にとって強い刺激になっていたように思い ます。最後の最後までインスピレーションの絶えない瞬間が私をプッシュしてましたし、 まだまだ私⾃⾝を磨き上げていけるんだというモチベーションにも繋がりました。 GCPというプログラムを通じて、TOEICを500点以上あげることができたり、ネイティ ブとも余裕を持って会話ができるようになったりと、1年⽣の時に思い描いていた理想像 には近くなったと思います。しかしながら、現在の⽬標は遥か遠い、まだ⼿が届かないよ うな設定です。挑戦して積み重なったものが⽬標に繋がることを信じ、興味をそそられた ものにはできるだけ挑戦していきます。
I actually do not care about what anybody thinks. I am going to do what I want to do like my university life. But I will never forget to show gratitude. Thank you for your support, my professors, friends and family.
総合政策学部総合政策学科4年
Global Career Program 第1期生
碇 大毅