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杏林大生、弁論大会で大活躍!
ー優勝・準優勝・八王子学園都市文化ふれあい財団理事長賞に輝くー
       大会終了後ステージにて

 八王子市域24大学留学生日本語弁論大会が平成18年12月10日に八王子学園都市センターイベントホールで開催されました。当日は本学の7名など第一次審査に合格した発表者が一堂に会し、「留学生から見た日本」というテーマのもとで実力を競い合った結果、本学の学生が優勝、準優勝するなどすばらしい成績をあげました。

 発表者全14名の出身国はインドネシア、韓国、スリランカ、中国、マレーシア、ミャンマー(50音順)など様々な国々で、専攻分野も文系理系の多分野にわたり、発表は個性に溢れたものばかりでした。 観客席には応援に駆けつけた先生や保護者、横断幕を広げる友人の姿が見られ、ユーモアやウイットに富んだスピーチにしばしば笑い声や拍手がわき起こるなど、会場は熱気に包まれました。
 3時間にも及んだこの弁論大会で、本学の韓涛さんが優勝、頼美倫さんが準優勝、徐海玲さんが八王子学園都市文化ふれあい財団理事長賞を獲得しました。
 次年度以降もこの意義深い国際交流活動に多くの学生が積極的に参加し、先輩に続いてほしいと思います。                      
外国語学部教授 玉村 禎郎


以下は受賞者3名からのよろこびの声です。 

大学院国際協力研究科修士2年 韓 涛

 昨年12月に行われた「八王子市域24大学留学生日本語弁論大会」で「ちょっと」の不思議、「虫が好きな日本語」について、スピーチをして、優勝をいただきました。たくさんの方々に、感謝したいと思います。
 まず、大会の主催者と関係者の方々、審査員の先生方、そして、わざわざ会場まで応援に来てくださった方々に感謝の意を表します。
 そして日本に留学してから、精神的に全力で支えてくれた両親と家族に感謝したいです。これからも、一生懸命に頑張りますので、温かく見守ってほしいと思います。
 最後に、日頃から日本語や専門的知識などを熱心に、丁寧に教えてくださっている学部並びに大学院の先生方に心から深く御礼申し上げます。
 今回日本語弁論大会で優勝したことをバネに、今後、より一層の努力をして「言葉」の研究に精進して参る所存ですので、どうか、よろしくお願い致します。

外国語学部外国語学科2年 頼 美倫

 八王子市域24大学留学生日本語弁論大会に参加して本当に良かったと思う。最初は、勇気がなかったが、先生の激励もあり、一応頑張ってみようと思えた。しかし、自信が全然ないので、優勝よりも、伝えたいことが上手く伝えられれば、それが一番いいと思っていた。
 応募後、出場通知が届いたのが遅かったので、僅かな時間で、自分にできるものをしっかり覚えておいた。
 弁論大会の当日、凄く緊張していたが、友達、日本人のファミリー、ボランティアの先生達がわざわざ応援に来てくれて、何とか落ち着いて、一生懸命話すことができ、内容・表現力共に自分らしさを伝えられたと思う。また、花までいただき、嬉しく心より感謝の気持ちで一杯になった。
 自分が準優勝できるとは夢にも思わなかった。結果発表の時、自分の名前を呼ばれた瞬間に、信じられないほど嬉しかった。「成功の扉は誰にも開くわけではない。頑張った者のみ、その鍵をもつことができる。」偉そうな言い方だが、実はそうである。頑張れば、頑張るほど努力が積み重なり、成功に繋がるものである。そんな「当たり前のことだが、決して簡単にできることではない」ということで、私にとっては本当に勉強になった。
 この弁論大会は良い経験になった。また、少し自信がつき、日本語を上達させるために、もっともっと頑張っていきたいと思った。

総合政策学部総合政策学科3年 徐 海玲
 
 今回の留学生弁論大会に参加したことは、国際政治と経済を専攻している私にとって、さまざまな方面から勉強になりました。ただ単に政治経済だけということではなく、これからグローバル化になっていく世界で、競争とともにさまざまな社会問題も増えてくる日本を「立体的」に見ることができて、とても嬉しく思っています。
 弁論大会の参加者は、日本の良いところ、悪いところを同じ留学生という立場で、違う角度から見ていると感じました。今回の留学生弁論大会を通して、普段学校で勉強できない知識を学ぶことができて、日本に対する認識が前よりさらに深くなりました。
 今回、八王子市学園都市文化ふれあい財団理事長賞をいただくことができました。スピーチに関して、色々ご指導いただいた先生、いつも応援して下さった先生、そしてこの素晴らしいチャンスを与えてくださった先生方に深い感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。

2007.1.4
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