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実業界のトップから学ぶ
学生の進路選択の参考に特別講義
 

 外国語学部では3年生を対象に、就職や進路選択の参考にしてもらおうと様々な業界で活躍している方々を講師に招いて、講演を行っています。
 この講座「現代日本社会特論」は、毎週水曜日の2時限目に行われており、今年度は全27講座実施することにしています。講座は毎回マスコミ・観光・金融・流通などの業界の方を講師に迎え、各々の分野での豊かな経験や実業界の生きた情報を話していただき、学生の就業意識を高めるために開講しています。

 4月25日に行われた今年度3回目の講座は、自衛隊としてのイラク復興支援部隊の初代隊長を務めた佐藤正久さんをお迎えして国際貢献・異文化理解をテーマに話していただきました。
 佐藤氏は平成14年にイラク サマーワに復興支援の先遣隊の初代隊長として現地で人道支援活動を行うために派遣されました。
 講演では、厳しい自然環境とまったく異なる社会環境の中で活動する上での苦労話や人道支援を行う上で本当に大切なことは一人ひとりが責任をもって考えて行動することが必要であること、さらに人との絆が大切であるということなどを地元で放映されたTVコマーシャルや活動をまとめたDVDの映像を交えながら話していただき、体験にもとづく貴重な話を聞くことができました。
 
 また、佐藤さんはこれから将来の進路を決定する学生に向けて「自分の志をしっかり持って、相手との信頼関係を築くために情報ネットワークを大切にしてください。そして人の痛みや地域の痛みが分かる人間として、人との絆を大切にしてください」とエールを送りました。

 今回佐藤さんの講演は履修生以外も聴講できるように別教室で同時中継が行われ、400人近い学生が受講しました。この講座ではこのあとも、「社会人としての新聞の読み方(読売新聞社)」、「企業が求める人材像(経済産業省)」などのテーマで実社会のトップで活躍する方々を講師に迎えて話をしていただくことにしています。



2007.4.26
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