お知らせ
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八王子キャンパスの皆さんへ(麻疹感染について)
八王子事務部学生課
八王子保健センター

 杏林大学八王子キャンパスにて麻疹と診断された学生が、新たに1名発生しました。麻疹の流行はピークを過ぎたとの報告もありますが、引き続き注意が必要です。下記を参照して、各自の健康管理に努めてください。なお、先日お知らせした1例目の学生は既に完治しており、二次感染もみられませんでした。

 ★麻疹の予防接種を受けていない方、麻疹にかかったことない方は、ワクチン接種をすることをお勧めします。
 ※八王子市内のワクチン接種協力医療機関については、下記リンクを参照して下さい。現在、ワクチンが不足しているため、接種できない医療機関が多数あります。必ず電話で確認して下さい。 
 ※八王子市・個別接種協力医療機関 一覧

 ★37.5度以上の発熱、咳、鼻水など体調不良の場合は、学生課、又は教務課に報告のうえ欠席して下さい。
 また、早めに医療機関を受診して下さい。その際、学内で麻疹の学生が出ていることを、医師に伝えて下さい。

 ★麻疹(ましん)にかかってしまった方は保健センター又は学生課にすみやかに連絡して下さい。


 ・麻疹(はしか)について

 ☆麻疹とは、一般には「はしか」と呼ばれているウイルス性の感染症です。感染者の咳などにより、ヒトからヒトへ感染し、時に空気感染もします。感染力が非常に強く、入院を要するような重症例も見られます。成人は小児と比べ、肺炎や脳炎など重症化しやすいといわれています。

 ☆臨床症状☆  
発熱 38〜39度の高熱が3〜4日間続き、いったんやや下がり気味となりますがその後、発疹の出現とともに、再度39〜40度の高熱が数日続きます。
あまり痰のからまない咳ですが、かなり強くでます。そのうち、痰がからんでくることが多いようです。
目やに 黄色や黄緑色の目やにが数日間続きます。(結膜炎)
発疹 発疹が顔面や首に出現します。発疹は胸や腕に拡大し、そのうち背中やお腹、足にも広がります。その後徐々に色素沈着(しみ)を残し、1〜2週間で消えていきます。
コプリック斑 口の中にコプリック斑と呼ばれる白い斑点が多数みられます。(ちょうど、粉チーズをふりかけたような感じです。)約2週間程度で消えます。

 はじめは風邪のような症状から始まります。いつもと体調が違うなと思ったら登校はせず、早めに医療機関を受診しましょう。

2007.6.16
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