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6月9日(土)午後、八王子キャンパス三学部(保健学部、総合政策学部、外国語学部)の杏会定期総会と、この総会に合せて今年度も講演会などのご父母を対象とした諸行事を開催いたしました。
八王子キャンパスでは、例年この催しは一大行事となっており、当日は小雨模様の中でしたが、220名を超えるご父母がキャンパスを訪れ、教職員などの関係者が誘導、案内などの対応に追われる忙しい一日の中で、計画した行事を滞りなく終了することができました。
諸行事は外国語学部E棟の教室で、午後1時から樋田事務部長の司会により開始され、最初に長澤俊彦学長の現況報告を含めた挨拶が行われました。この中で長澤学長は昨年度から取り組んでいる学生アメニティ計画の進捗状況に触れ@食堂(ホール杏)の全面改修の完了Aバスターミナル移設の完了B遊歩道の第1期工事分が完了したことなどを報告しました。また、現在、流行している麻疹の本学の状況についての報告もあり、長澤学長は発熱者の報告は受けているが、幸いにも今日現在、本学では、麻疹に罹患している学生はいないとの報告もされました。
続いて総合政策学部講師の岩隈道洋先生より「インターネットの落とし穴〜家庭と学生の個人情報から」と題しての講演がありました。その中で岩隈先生は主にプライヴァシーの権利と自己情報コントロール権の違いや、個人情報保護法が事業者に求めている責務のポイント(保有個人データの範囲・第三者提供の禁止など)について解りやすく説明され、社会の側でも過剰反応・過少反応がそれぞれあることも指摘しました。ご家庭でも学生生活・日常生活にまつわる個人情報について語らい、家族でお互いに気をつける習慣を作るきっかけになれば良いと思います、と結ばれました。
その後、キャリアサポートセンターの武田センター長より平成18年度の各学部における就職実績の報告が行われた後に、学部ごとの会場に移り、それぞれ杏会総会と学部説明会が実施されました。杏会総会では、平成18年度の事業報告・決算報告・監査報告、役員改選と新会長・副会長選任、平成19年度の事業計画・予算審議などが何れの学部杏会とも原案どおり承認され、学部説明会と合せて予定どおり進行しました。
午後4時からは再び合同で場所をガーデン丘(学生食堂)に移して、懇親会が開催され、和やかな歓談の中にチアーリーディング部の演技や吹奏楽部のコンサートが披露され懇親会に花を咲かせ、一層の盛り上がりとなりました。
その他にも写真部、書道部の学生たちが作品展示に協力してくれ、こちらも日頃の活動をご父母が熱心に鑑賞していました。
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