第100回日本医療機器学会大会で臨床工学科 中島章夫教授が著述賞を受賞
2025年06月18日

保健学部臨床工学科の中島章夫教授(先端臨床工学、医療機器開発)は、6月12日から14日までパシフィコ横浜で開催された「第100回日本医療機器学会大会」で、2024年度 著述賞を受賞しました。
受賞対象の書籍は、『最新臨床工学講座 生体計測装置学』(医歯薬出版株式会社、2024年3月発行)で、杏林大学保健学部臨床工学科 大貫雅也助教、菊田雅宏助教、臨床検査技術学科 原島敬一郎准教授も執筆者に名を連ねています。
本書は、2010年3月に出版された『臨床工学講座 生体計測装置学』の改訂版です。『生体計測装置学』は、臨床工学技士課程の養成施設で教科書として使われてきた他、医用工学系の大学や臨床現場で頻用されてきました。改訂版は、図版を多く取り入れるなどして「生体計測」の基礎知識や装置の原理、計測手法や安全管理について、臨床につながる知識・技術として役立つ構成となっております。また、新たに臨床現場とのつながりをイメージできる「keyword」欄が設けられています。
中島教授は、「改訂版では、臨床工学技士養成施設カリキュラム等の関係法令改正、 タスク・シフト/ シェアの推進に伴う業務拡大等に対応した内容を追加し、わかりやすくまとめました。臨床工学技士を目指す学生さんだけでなく、医用工学・生体工学を学ぶ多くの学習者の助けになることを望んでいます」と話しています。
関連記事
single.php