臨床心理学科 三浦大志 講師 が第22回日本認知心理学会優秀発表賞を受賞
2025年09月27日
臨床心理学科の三浦大志講師が,共同研究者である松尾加代准教授(大阪河﨑リハビリテーション大学)と行った研究が,日本認知心理学会の優秀発表賞(社会的貢献度評価部門)を受賞されました。これは,第22回日本認知心理学会大会での発表『目撃者遂行型調査が人物特定に及ぼす影響』が評価されたもので,2025年の大会(開催地:京都大学)にて授与されました。


目撃者遂行型調査 (Self-Administered Interview: SAI) は,海外で開発された質問紙形式の調査ですが,事件や事故の現場で目撃者に回答を求めることによって,事後情報に汚染されない目撃証言を得ることができるとして評価されています.
三浦講師・松尾准教授の研究は,SAIの実施によって,事実と異なる目撃記憶の確信度を高めてしまうことを実証的に示した点が評価され,この研究の知見がSAIの適切な実施に向けての示唆を与えるものであることから,社会的貢献度評価部門の優秀発表賞に値すると判断されました。
*この研究内容は、国際誌Legal and Criminological Psychologyに掲載されています。https://doi.org/10.1111/lcrp.12311
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