タイ・マハサラカム大学で開催された学会に参加

2025年11月26日

2025年11月19日から21日にかけて、タイ・マハサラカム大学において The 2025 International Conference on Community Health, One Health & Climate Change が開催されました。本学術会議はマハサラカム大学公衆衛生学部が主催し、杏林大学も共催として参画しました。オンライン参加も含めて東・東南アジアを中心に多くの研究者や学生が、地域保健、気候変動、One Healthに研究報告を行い、活発な議論が行われました。

杏林大学からはマルコム教授と私が参加しました。私は日本における脳卒中対策の成果と今後の課題について講演し、日本の公衆衛生政策の経験を共有しました。また、マルコム教授は長寿社会に関する考え方をテーマに講演し、超高齢社会に私達の意識の転換の必要性について議論を深めました。

会議全体は終始友好的で温かい雰囲気に包まれ、参加者間で意義深い学術交流が活発に行われました。アジアの国々との研究ネットワークを構築する貴重な機会となりました。

2025年11月25日　総合政策学部　教授　北島　勉