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日時:平成19年11月9日(金) 18:30-20:00
会場:八王子市学園都市センター・イベントホール
国際市場で石油の値段が高騰しているおかげで経済が潤っているプーチン大統領のロシアは、強気の外交政策を展開している。
ロシアの再興により、米ロ関係も波乱含みとなっている。ロシアは中国に対し、どのような外交政策を展開しているのか。北朝鮮の核開発計画にどのような態度をとっているのか。北方領土を返還する気があるのか。東シベリア石油パイプラインは実現するのか。
来年3月に予定されているロシア大統領選挙を視野に入れ、再興するロシアの北東アジア政策の実態に分かりやすく迫ってみたい。
●講師略歴● 1948年、北海道生まれ。慶応義塾大学大学院博士課程修了。フルブライト全額給費生として、コロンビア大学大学院留学。同大学よりPh.D.取得。現在、杏林大学大学院国際協力研究科ならびに総合政策学部教授、ロシア東欧学会理事。北海道大学スラブ研究センター客員教授歴任。
専攻ロシアの外交政策および国際関係論
主たる業績
単著『ロシアの外交政策』(勁草書房、2004年)、編著『東アジア国際関係のダイナミズム』(東洋経済新報社、1998年)、共編著『テロの時代と新世界秩序』(時事通信社、2002年)、『外交フォーラム』(2005年2月号)に「ロシアの国際環境とプーチン外交」、共著『ニクソン訪中と冷戦構造の変容』(慶応義塾大学出版会、2006年)、小此木政夫編『危機の朝鮮半島』慶応義塾大学出版会、2006年)発表
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