2022年4月20日発生
症状:Start-up process が完了せず、CSTに移行出来ない。
メッセージ:FACSCanto IIのスタートアップ時に、『Fluidics board requested shut-down. SIT Flush failed, BISH switch time-out.』の表示。
原因:Start-up process 中、エアーコンプレッサーの圧力低下(<30 psi)またはエア漏れによってAspirator Armが動作せず、SIT Flashが行えなかったため。なお、それ以外のprocess中(測定・シャットダウン等)は規定値以下の圧力低下が見られないため、正常動作する。
応急対策:Start-up process 開始約3分30秒後、Aspirator Armを下から手で軽く上に上げ、SIT Flashをマニュアルで行う。この時、手袋を着用すること(写真参照)。
確認作業:Start-up process 中にカート側面の圧力計を見て>50psiを確認。
2022/5/12 UPDATE
修復作業が完了するまで、ご利用者の皆様は下記の手順を行ってください。
1)本体電源を入れる。PCの電源を入れ、FACSDivaを立ち上げる。
2)スタートアップは行わない。10分程度待つ(ウォームアップ)
3)SIT FLASHをマニュアルで行って下さい。
SIT FLASHがうまく行かない場合、手袋を着用してSITアームを下から持ち上げてください。
4)CSTを実行
5)測定
6)クリーニング
7)シャットダウンは行わない。
SITにFACSFlowが入ったチューブを必ず取り付けて下さい。
8)本体電源OFF、FACSDivaを終了し、PCの電源を切る。
5/13 UPDATE
本日夕方より日本BDによる臨時メンテナンス作業を行います。
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修復完了しました
対策:保守契約による修理依頼中。