Apple最新のオペレーティングソフトウェアMacOS X Leopard 10.5が発表されてから約1ヶ月が経過しました。当部門では独自にフローサイトメトリーソフトウェアのLeopard対応状況をテストしてみましたので報告します。
Mac OS X Leopard 10.5のインストール/アップグレード
FACSCaliburのワークステーションへのMacOS X Leopardのインストールは、万が一の事を考慮して行わず、今回は解析専用のMacにインストールしてテストを行いました。
今回、Leopardをインストールした機種はPowerMacG5 2.0GHz Dual M9590J/AとMacBook Pro (MBPro) 15.4インチ MA464J/A(Intel Core Duo 2.0GHz)、及びMac mini MA206J/A (Intel Core Duo 1.66 GHz)の3機種。
それぞれOSのインストールではオプションにて「アップグレード」を選択。MBProとMac miniは無事にOSのインストールが完了。ただし、PowerMac G5だけはインストール終了時にいわゆる「ブルースクリーン問題」が発生。そのままでは起動ができず、らちが明かないので、新規インストール→移行アシスタント→バックアップしてあったuserフォルダをインポート等、、試行錯誤して完了。
OSが新規インストールの状態になったため、PowerMac G5はセキュリティドングルのドライバーをインストールする必要がありました。 FlowJoはインターネットからHASP4をダウンロード、CellQuestProはインストールCD-ROMから各ドライバソフトウェアのインストールを行いました。
10.5.1 (9B18)へアップグレード
leopardのインストール後、程なくして10.5.1のアップデータが発表。ソフトウェアアップデートでこちらは問題なく完了。
結果
各ソフトウェアの動作状況を下記の表にまとめました。動作欄の「○」は動作OK、「×」は動作しなかった事を示します。
ソフトウェア名称 |
バージョン |
機 種 |
動作 |
CellQuest PRO |
5.2 |
PowerMacG5 |
○ |
MBPro (intel) |
○ | ||
Mac mini (intel) |
○ | ||
FlowJo |
8.6.1 |
PowerMacG5 |
○ |
MBPro (intel) |
○ | ||
Mac mini (intel) |
○ | ||
ModFit LT |
3.0 |
PowerMacG5 |
× |
PAINT-A-GATE PRO |
3.0 |
PowerMacG5 |
× |
Attractors PowerPC |
3.0 |
PowerMacG5 |
× |
FACSConvert |
1.0 |
PowerMacG5 |
× |
CELLQuest |
3.3 |
PowerMacG5 |
× |
CellQuest PROやFlowJoはドングルも認識し、動作も確認しました。ちなみに、「×」の動作しなかったソフトウェアは、MacOS 9.xあるいはMacOS X 10.4.x Tiger以前のclassic環境で動作していたもの。Leopardではclassicを正式にsupportしなくなったため動作しません(ソフトウェアのアイコンに駐車禁止マークみたいなものが表示される。)。なお、インテルMacはもともとclassicは動作しないので、leopardにアップグレードしても同じ結果になります。
ご注意
※このテストはあくまでもFCM部門による簡易的なテストです。正式な対応状況は各メーカーのsupportにお問い合わせ下さい。
※インストール等のご質問等にはお答えできませんので予め御了承下さい。
※このページは書きかけの項目があります。順次アップデートしていきます。