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2020/03/09
【卒業前に語るGCP】「GCPは人生の転機」 GCP1期生:市原悠

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【1年次夏に井の頭キャンパスにて行われた海外の学生に対してのプレゼンテーション】 

 私は入学当初「海外で仕事をしたい」「社会科の教師として働きたい」という漠然とした2つの夢を持っていました。その為、大学の4年間では英語力とグローバルセンスを身につけようと思い入ったのがGCP、そして教員免許取得に向け教職課程での勉学の両立を選択しました。私は高校まで部活に明け暮れ、勉強には全く打ち込めていませんでした。高校卒業時には「海外で仕事をしたい」「教師として働きたい」という夢はとても遠く感じるほど、自分に自信はありませんでした。

 大学に入学した際に漠然と描いていた夢が少しでも鮮明になるように、入学時には大学で勉強に励み、4年間で多くの経験をしようと意気込んでいましたが、周りの人には「GCPと教職課程の両立は厳しい」「どっちかを諦めるべきだ」と言われました。しかしながら「大変でもやり遂げよう」と決意しました。

 英語力など皆無であった私は、GCPに入り周りの英語力の高さについていくだけで精一杯でした。そんな中でもGCP1期生たちと切磋琢磨しあい、少しずつ英語力が身についてきた実感がありました。教職課程での勉強もとてもハードな中で、英語力の向上と異文化を理解したいという強い気持ちから、大学2年次にはオーストラリアへ4ヶ月間留学しました。留学先ではさまざまな国から来た留学生や素晴らしいホストファミリーとの出会いによって文化や価値観の違いをたくさん吸収し多くの学びと経験を得ました。

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【留学先のクイーンズランド大学(オーストラリア・ブリスベン)にて】

 留学から帰国後は教師という道に進もうと考えていました。留学から帰国後もGCPでの授業や活動を通し、さまざまな経験をさせていただきました。そんな中で日本が誇れるものを世界に広めて行きたいと考えるようになりました。私の夢は教師の道から徐々に企業への就職に変わって行き、4年次に行われる教育実習を視野に入れ3年生の序盤から就職活動を始めました。

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【後輩たちと企画したGCP新入生歓迎会】

 GCPで培った経験と学びを生かしながら就職活動を行い、海外事業を推進していく国内シェアNo.1のメーカーであり商社でもある会社に出会い、早期に内定を得ることができました。内定後もGCPと教職を両立し教育実習も無事に終え、卒業を目前に、今は会社に就職して「一生懸命やるんだ」という気持ちではいますが、どこかで教育現場に携わりたいという気持ちは消えていません。入学当初グローバル人材とは程遠い私でしたが、グローバル化を推進している会社に就職が決まるなど、4年間で少しはグローバル人材へ近づけたのではないかと思っています。それもGCPがあったからこそ。私を成長させてくれたGCPのように将来は自分がグローバル人材を育てていく側になりたいという気持ちがあるからこそ、私の夢はいまでも大きく膨らむばかりです。

 大学の4年間、GCPと教職の両立は正直とても辛いものでした。しかし諦めずに最後までやり抜いたからこそ、いまの私があると思っています。特にGCPは私の人生にとって大きな「転機」でした。GCP1期生としてこの4年間多くのことを学べたことは、私にとって一生の財産です。

総合政策学部総合政策学科4年
Global Career Program 第1期生
市原 悠

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