バリー・マーシャル先生は、現在55歳の新進気鋭の臨床家であり、研究者ですが、2005年のノーベル生理・医学賞を受賞されました。
1982年、共同研究者のロビン・ウォーレン氏と共にそれまで細菌は生息出来ないと言われていた胃の粘膜から世界で初めて、ピロリ菌を発見し、ピロリ菌と胃の病気との関係を次々に明らかにしてこられました。特にご自身でピロリ菌を飲み、急性胃炎を起こし、ピロリ菌の病原性を証明した実験は大変有名です。
また世界で初めてピロリ菌の除菌療法を行い、十二指腸潰瘍の再発を激減させました。このような業績によりノーベル賞が授与されました。
今回来日にあたり一般の市民の方々を対象に、ピロリ菌の発見から現在までについて分かりやすくお話しいただけます。どうぞご期待下さい。 |
Barry Marshall教授 |
1951年
1995年
1996年
2002年
2005年
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オーストラリア生まれ
ラスカー賞受賞
ガードナー国際賞受賞
慶應医学賞受賞
ノーベル生理学・医学賞受賞 西オーストラリア大学教授 |
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