赤嶺ゼミナール「JICA地球ひろば」を訪問

観光交流文化学科の赤嶺ゼミナールⅠ(3年生)では、5月27日(月)にJICA地球ひろばを訪問しました。JICA海外協力隊OBの方から体験談を伺い、派遣地のエチオピアの現地の様子や、活動の内容、いくつかのエピソードを教えていただきました。その後、展示の見学を行い、世界が直面する様々な課題やJICAによる取り組みを学びました。また、6月からスタートした文献講読のテキストのテーマである「人間の安全保障」の展示も見学しました。私たちの生活との繋がりも学び、国際協力の重要性を理解する機会となりました。
JICAのホームページでも赤嶺ゼミナールの訪問の様子が紹介されています。 独立行政法人JICAホームページ 「杏林大学の皆さんがJICA地球ひろばを訪問」
以下、学生のコメントです。
「自分の技術や経験(英語、卓球)を生かして海外で活躍する決意をし、卓球指導者としてエチオピアでナショナルチームの育成をしていたというお話を聞き、多くの職種の中から自分に合うものを生かすために海外協力隊に入り国境を超えて、実際に開発途上国に行くことに誇り高く思った。日本とエチオピアはそれぞれ当たり前と思うことが違うので、文化や生活をすぐに理解することは難しいが人と人の繋がりを通して開発途上国で暮らす人々の支えになるような素晴らしい活動だと思った。」
「展示では実際に目で見て、触れて、感じることができるものが多かった。授業や資料を見るよりも体で実際に自分がその環境に置かれたような体験をすることで他人事から自分ごととして考えられるため、より積極的に社会貢献したいという意欲が湧いた。実際に子どもたちが興味津々そうに見物したりアイデアを書き込んでいる姿を見て、幼少期からこのような関心を育むことが国際協力の研鑽に繋がると感じた。」


担当教員:観光交流文化学科 准教授 赤嶺 恵理
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