授業「国際協力と観光」において、JICA海外協力隊OB講演を実施

観光交流文化学科の専門科目「国際協力と観光」では、世界で起きているさまざまな問題に対して、観光産業とどのような関わりがあるか、観光産業からどのような解決に向けたアプローチができるか、事例を紹介しながら検討をしています。
第8回の授業では、JICA海外協力隊としてミクロネシア連邦で活動された倉林元気様をお迎えして、開発途上国における観光分野での貢献についてお話いただきました。初めてミクロネシア連邦のことを知る学生も多く、どのような観光資源があるのか、JICA海外協力隊として観光情報をどのように発信されていたのか、ミクロネシア連邦の観光と倉林さんの活動について興味深くお話を伺いました。


学生の感想を紹介します。
「自身のやりたいという思いに忠実であり、行動に移せる点がすばらしいと思いました。聞いた話の多くが青年海外協力隊として派遣されなければ知ることのない出来事で、倉林さんを通しミクロネシアの魅力や歴史を知ることができ、とても面白かったです。 倉林さんのお話を聞いて、ミクロネシアにダイビングに行きたくなったので、自分が楽しいと思うことを全力でPRするという考えは観光促進でとても大事なことだとわかりました。」
「今日の授業では、倉林さんの講義を通じて、JICA青年海外協力隊の活動の意義や実際の経験について深く理解することができました。倉林さんの話を聞く中で、異文化理解が重要だと思いました。倉林さんがミクロネシア連邦で行った観光マーケティング活動は、現地の文化や人々との深い理解と協力がなければ成り立たなかったことを強く感じました。異なる文化背景を持つ人々と信頼関係を築き、共に目標に向かって努力することが、いかに重要かを実感しました。」
担当教員:観光交流文化学科 准教授 赤嶺 恵理
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