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医局見学Visit

皮膚科専攻医を目指す皆さんへ

杏林大学医学部皮膚科学教室のホームページにようこそ。当教室の専攻医研修プログラムに関心をもっていただいたことに感謝します。

 杏林大学医学部付属病院は東京の西、いわゆる吉祥寺・三鷹エリアの井の頭公園や三鷹の森ジブリ美術館近くの閑静な地域に位置しています。空は広く、病棟の上層階に上がれば目前に西は高尾山、遠くに富士山を臨むことができます。その一方で東は新宿の高層ビルを望むことが出来るほど(ちょうどジブリアニメの「耳をすませば」で聖蹟桜ヶ丘からみた新宿のように・・・)都心に近いながらも、病院の周囲には、まだ武蔵野の面影が残る周囲は都心と比べると少しゆっくりとした時間が流れ、受診される患者さんやご家族、そこで働き、学ぶ者たちもほどよくリラックスできる、そのような環境のなか、当教室員は皆で力を合わせ日々の診療、教育、研究に勤しんでいます。

 皮膚科学はアレルギー疾患や感染症、膠原病などを扱う内科的な側面と、皮膚腫瘍、創傷などを扱う外科的な側面、診断において組織所見を重んじる病理学的な側面、整容的な問題にとりくむ美容的な側面など多くの要素が詰まったとても勉強しがいのある学問体系です。新生児から超高齢者まで、男女を問わず、全身の皮膚と付属器、粘膜を診療の対象とするのも魅力であると言えます。

 杏林大学医学部付属病院は東京都多摩地区では唯一の大学の本院であり特定機能病院でもあることから、地域医療の中核となっています。そのような状況を鑑み、当教室は「皮膚に生じた疾患にはすべて対応する」ことをポリシーとしていますので、研修ではcommon diseaseから希少疾患まで実に多彩な症例を経験することができるでしょう。多摩地域の高齢化に伴い増加傾向にある皮膚悪性腫瘍の治療に積極的に取り組んでいることも特徴で、皮膚外科の技を磨く機会も多くあります。つまり、皮膚科専門医として必要な技能、知識は当教室での研修の過程で自ずと身につくことが期待できます。また、研究にも積極的に取り組んできた歴史があります。

 当教室は、決して「大教室」ではありません。私たちの理想は「誇りをもったmid-size department」です。他の診療科同様、皮膚科専門医として修得するべきことは膨大です。それを確実に身につけていくためには学ぶ姿勢のみならず、丁寧でゆきとどいた指導が大切です。そのためには「一人一人が見える」サイズの教室が良いと考えています。教室員が互いにリスペクトし合い、さらに向上していくためにも「ほどよい大きさ」は重要であると思います。当教室は常勤医師の半分弱が皮膚科専門医・指導医という密度の高い指導体制をとっています。いつでも、質問したい時に側に指導医がいるのは、専攻医にはとても心強いことでしょう。

 当教室では様々な大学や施設で学んだ者が分け隔てなく、協力しあって仕事をしています。また、女性医師が約7割を占め、子育て中のママさんドクターや妊娠中の女性医師が活躍しているのも特徴です。ライフイベントと研修の両立を積極的に教室がサポートすることは今後の女性医師の進出を考える上でとても大切であり、私も院内外のキャリア支援委員として活動しています。専攻医研修で必須となる出張の先となる連携病院はすべて三鷹・吉祥寺から通うことが出来る中央線・京王線沿線の施設ですから、引っ越しのたびに託児所探しをする苦労も少ないでしょう。

 何はともあれ百聞は一見にしかず。当教室での研修にご興味をもたれた方は遠慮なくご連絡ください。病院・医局の見学は随時受け付けています。私たちと共に皮膚科学の魅力に触れてみませんか?ご連絡をお待ちしています!

杏林大学医学部皮膚科学教室
教授・診療科長
大山 学


医局見学申し込み

 大きな医局ではありませんが、その分コミュニケーションも良くアットホームな雰囲気の楽しい医局です。見学は随時受け付けていますのでお気軽にお申し込み下さい。


主任教授による病理組織teaching


申し込み先


〒181-8611
東京都三鷹市新川6-20-2
TEL 0422-47-5511(代表)
FAX 0422-47-9632
杏林大学医学部皮膚科学教室 倉田 麻衣子
e-mail:derma”アットマーク” ks.kyorin-u.ac.jp
(スパム対策です。”アットマーク”には@を入れてください)

【学生の方】
杏林大学医学部付属病院 総合研修センターのホームページよりお申し込み下さい。
http://www.kyorin-u.ac.jp/hospital/edcenter/



医局行事など

平成28年 医局旅行in上諏訪


平成29年 バーベキュー大会




平成30年 学会後の懇親会


平成30年 皮膚科サマースクールの懇親会