ホーム >  教員のつぶやき  >  ドローン実技講習会に参加しました

8月26日と27日に、ドローン撮影クリエーターズ(DPCA)協会主催のドローン実技講習会に参加しました。DPCA協会は国土交通省航空局のホームページに掲載されている団体です。

講習会は、まずeラーニングで、ドローンの仕組み、ドローンの飛行に関連する法律や様々な規制、空撮の基本などを学び、2日間の実技講習というスケジュールでした。実技講習では、体育館で、インストラクターの指導のもと、DJI社のPhantom 4 Proという機種を操縦しました。ドローンを操縦する前は必ず周囲の安全確認をします。その後、送信機のバーを左右の親指で動かしてドローンのプロペラを回し、離陸させます。まず、ホバリングと言って一定の高さと場所にとどまらせることを求められますが、これが結構大変でした。2日間ともあいにくとても暑い日だったため、窓とドアは全開で、4機の大型扇風機を回していたため、風が厄介でした。前後左右、上下の移動はそれほど難しくありませんが、斜め上下と斜め横への移動ができるようになるまで結構時間がかかりました。そして一番気を使ったのが、着陸でした。決められた場所にやさしく着陸するのはなかなか大変でした。なんとか、Basic操縦技能認証の試験は合格し、目視外飛行や八の字飛行の練習、夜間飛行のやり方を教えてもらい、2日間の講習は終了しました。

私は、研究で使うHIV検査受検促進のための動画の一部に空撮動画を入れたいと思い、今回講習を受けることにしました。ただ、ちゃんとした動画が撮れるようになるにはまだまだ練習が必要です。一緒に研修を受けていた方の大半もそれぞれの仕事でドローンを使った空撮をするとのことでした。ドローンは空撮以外にも、災害時の被害の情報収集や、物流、建物の点検など、様々な分野での利用がなされています。秋学期には、ドローンの専門家による講演会を企画したいと思っていますので、多くの方の参加してほしいと思っています。

総合政策学部 北島 勉

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