ホーム >  教員のつぶやき  >  令和3年度の馬田啓一賞の授賞式について

2月9日(水)に、令和3年度の馬田啓一賞の授賞式が開催されました。馬田啓一賞とは、北島勉学部長が開会の挨拶で説明した通り、馬田啓一名誉教授の寄付による基金で、毎年、学生の優れた書評に贈られる賞です。令和3年度の課題図書は、デイビッド・ヒュームの『貧しい人を助ける理由』(日本評論社)でした。最優秀賞に林美晴さん(4年)、優秀賞に上野紗詠さん(4年)、浅香歩乃花さん(2年)、前崎洋一君(1年)が選ばれました。受賞者からは、「国際関係に関心があったので、自分自身の海外経験も踏まえて、課題図書を読んでみようと思いました」や「楽しみながら課題に取り組んだことが受賞につながったと思います」、「本を読むことが苦手な自分を変えたくて、課題に取り組みました」といった挨拶がありました。馬田啓一先生からは、受賞者に対して「眼光紙背」(がんこうしはい)に徹すという熱いメッセージが伝えられ、「紙の裏まで見通すような心構えで本の行間を読んで意味を汲み取る」必要性が指摘されました。次年度、ぜひみなさんもチャレンジてみて下さい!

馬田賞の詳細(令和3年度)はこちら (令和4年度については詳細が決まりしだいお知らせします)

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