半田英俊先生が、本年3月、「明治外債史の研究」（一藝社）を出版されました。

＜ご著書の紹介＞

明治時代に日本が発行したすべての「外債」（外国で発行した債券）について、時代ごとの政治状況や外債に関与した人物の動向に着目して考察されています。外債は、明治初年時には、鉄道などの社会インフラ整備のための財源や財政健全化の財源として募集され、明治後期においては、軍事費のために調達されました。明治期における外債発行は、日本国の行く末に大きな影響を与えたと半田先生は捉えておられます。

教員のつぶやき