ホーム >  学部長のつぶやき  >  学部長のつぶやき「産科フィスチュラ撲滅国際デー」

こんにちは。

5月23日は産科フィスチュラ撲滅国際デーです。産科フィスチュラとは、出産が長時間に及び、赤ちゃんの頭が産道を圧迫し続けた結果、産道に穴が空いてしまう合併症です。失禁してしまうため、その後の生活に大きく影響する、とても深刻で辛い疾患です。

国連人口基金は、産科フィスチュラで苦しんでいる女性が、途上国を中心に50万人以上いると推計しています。最初の妊娠の年齢を遅らせたり、適切な産科ケアを受けることができれば予防できますし、治療も可能です。

私は、産科フィスチュラを予防するための環境を整えたり、治療やリハビリテーションを受けられる仕組みをつくる上で、社会科学の果たす役割は大きいと思います。

写真は、エチオピアを舞台とした産科フィスチュラに関する映画「ウォーク・トゥー・ビューティフル」のDVDのジャケットです。

産科フィスチュラについて更に知りたい方はこちらをどうぞ。

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