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 劉ゼミで輪読する本は以前は教員が一方的に選んでいましたが、この数年は学生と教員と相談しながら決めています。今学期に読んでいるのは遠藤乾『欧州複合危機―苦悶するEU、揺れる世界』(中公新書)と出口治明『自分の頭で考える日本の論点』(幻冬舎新書)です。前者は教員が持ってきた多くの本の中から学生が選びました。後者はあるゼミ生の提案で、読むことが決まったものです。

 学生がゼミで輪読する本の選択に主体的に関わり、ゼミの仲間と一緒に読んで議論を重ねることで、勉強に対する意欲が一段と高まっているのを感じています。これからも、学生の知的意欲を尊重し、学生が輪読を通じて世の中の出来事に関心を持ち物事を見る目を養っていくのを、見守っていきたいと思っています。

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