ホーム >  学際演習  >  【学際演習】「地域と国際課題の発見とクラウドファンドを通じた解決」

杏林大学総合政策学部では、学びの発展型として「学際演習」という授業があります。学際演習では、専門分野の異なる教員複数が1つのテーマに向かって、異なる視点で意見や考え方の違いをぶつけ合い、複数の分野の視点(学際的視点)から問題を解決していくことを狙いとしています。

各学期に複数の学際演習が展開されていますが、今回は「地域および国際課題の発見とクラウドファンドを通じた解決」をテーマとする学際演習を紹介します。

日本の地域あるいは国際社会には非常に多くの課題が山積しています。そうした中で、この学際演習では、主体的に、社会の課題を発見あるいは解決に導くことができるようになるために、学生の皆さんが自ら興味関心を持つ社会的課題を取り上げ(発見し)、それをいかにして課題解決できるかをグループで検討し、発表する授業内容となっています。

一報、社会の問題を課題解決する上で、金銭的な問題は常に別の意味で課題として浮上します。そうした中で、この学際演習では、よりリアリティを出す意味で、クラウドファンディングを通じた解決策の提案を検討することを主眼としています。その上で、各自がクラウド・ファンドを模擬的に立ち上げて、それをもとに最終発表に臨みます。

30人の受講者がチームを組み、全部で6チームが、それぞれの課題に焦点を当てながら解決策の提示、そしてクラウドファンドサイトを構築していましたが、いずれのチームも今の日本社会あるいは国際社会が直面している重要なテーマを掘り下げて発表していました。

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