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  2022年度秋の総合政策学部の「学際演習」にはビジネス系のものが複数あり、「アジアビジネス」はそのなかの一つである。

 「アジアビジネス」は履修者が30人で、ケーススタディの形式で行われる。前半のテーマは履修者が諸外国企業の日本進出後撤退の事例を各自収集しその失敗の原因を析出する。2回ほどの発表を経て演習は後半のテーマに移る。テーマは中国産の「预制菜」※を日本消費者に向けて販売するというマーケティング戦略の実践である。学生は演習前半で習得したマーケティング理論、ノウハウ等を生かし「预制菜」の客層の確定、協力パートナーの選定、価格帯の設定等を提案する。

 この演習の特徴はZ世代の学生の斬新の想像力を求めるところにある。学生の発表をみる限りその内容は多彩であり、目新しい発想が印象的である。

※「预制菜(預製菜)」は正規な和訳がないが、中国大陸、台湾、香港などの市場で即食可能な中華料理を指す用語。その種類は膨大なものになっている。コロナ後、「预制菜」は中国のマーケットでそのシェアが急速に拡大されている。

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